故ヘイデンの彫像がオーエンズボロ市に設置

家族とオーエンズボロ市が銅像の除幕式を行い、市長が6月9日を『ニッキー・ヘイデンの日』と宣言。

故ニッキー・ヘイデンの家族とケンタッキー州オーエンズボロ市は8日、17年5月22日に交通事故が原因で他界した06年チャンピオンの功績を称えるブロンズ像の彫刻を、故郷オーエンズボロ市内のコンベンションセンター正面に設置する除幕式を開催した。

コロラド州の彫刻家ジョージ・ランディーンが制作したブロンズ像は、マツダ・レースウェイ・ラグナセカで開催された06年7月の第11戦アメリカGPで通算3勝目を挙げた際に、アメリカ国旗と共に行ったウインニングランの姿がモデルとなった。

市長のトム・ワトソンは、翌日の9日を『ニッキー・ヘイデンの日』とすることを宣言。「今日、私たちはニッキーを称賛する彫像を公開することに誇りに思います。彼はワールドチャンピオンだけでなく、ワールドクラスの人物であり、オーエンズボロをホームとして迎え入れることを誇りに思い、彼の遺産は永遠に生き続けるでしょう」と、彫像の設置を歓迎。

家族を代表した長男のトミー・ヘイデンは、「このイベントとこの彫像は、僕たち家族にとって大きな意味があります。彼が亡くなってから1年が経ちましたが、地元の住民や世界中の人々からの支援によって、あっという間に過ぎました。多くのニッキーのファンは、彼らの英雄に敬意を払うことができる場所を望みました。この彫像は、その目的に役立つでしょう。また、ニッキーのように素晴らしい功績を達成したことがオーエンズボロの市民にとって思い出になることを願います」と、感激の言葉を送った。

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