決勝レース:バグナイアが今季4勝目を達成

クアルタラロとマルケスが表彰台。シュロッター、ミル、オリベイラが続き、バルダッサーリが2番手走行中にタイヤがパンク。

第8戦TTアッセンの決勝レースは1日、TT・サーキット・アッセンで行われ、今季2度目のポールポジションからスタートしたポイントリーダーのフランセスコ・バグナイアが単独走行で今季4勝目、2年前にキャリア初優勝を挙げた当地で通算6勝目を挙げ、タイトル争いにおいて、ライバルたちとのポイントアドバンテージを広げた。

気温23度、路面温度38度のドライコンディションの中、公式予選で赤旗無視のペナルティを科せられて10番グリッドに降格したファビオ・クアルタラロは、スタートで12番手まで後退したが、1.748秒差の2位。キャリアで初優勝を挙げた前戦カタルーニャGPから2戦連続の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのアレックス・マルケスは、2.179秒差の3位に。2戦連続5度目の表彰台を獲得した。

ウォームアップ走行で1番手に進出した2番グリッドのマルセル・シュロッターは、自己最高位タイとなる2戦連続3度目の4位。9番グリッドのジョアン・ミル、17番グリッドのミゲール・オリベイラ、20番グリッドのブラッド・ビンダー、3番グリッドのルカ・マリーニ、6番グリッドのサム・ロウズ、7番グリッドのアンドレア・ロカテッリがトップ10入り。11番グリッドのマティア・パシーニは11位。

13番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、2番手走行中のラスト4ラップにリアタイヤがパンク。タイヤを交換して、1ラップ遅れの26位。5番グリッドのチャビ・ビエルゲは、6番手走行中の10ラップ目に今季4度目の転倒。

チャンピオンシップは、総合1位のバグナイアがオリベイラとのアドバンテージを1ポイント差から16ポイント差に広げた。

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