フェアリングに関する19年施行の技術規則が決定

新しいエアロボディの寸法の限界と異なるエアロボディパーツの組み合わせに関して制限が導入。

FIM国際モーターサイクリズム連盟は3日、グランプリ・コミッションが第8戦TTアッセンの開催期間中にTT・サーキット・アッセンで技術規則と競技規則に関して協議を行い、19年に施行する規則を次のように発表した。

技術規則
新しく、堅牢な統一したCAN(コントローラ・エリア・ネットワーク)の接続レイアウトに関して合意し、さまざまなCANデバイス(例えば、慣性プラットフォーム)とECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)の間で行われる情報交換において、制限が設定されることになった。これは、統一された慣性プラットフォームと共に、エレクトロニクスセキュリティにおいて、大幅な進歩を意味する。

エアロボディのデザインに関するガイドラインは、テクニカルディレクターによって発表され、新しいエアロボディの寸法の限界と異なるエアロボディパーツの組み合わせに対して制限が導入されることになった。この結果、現状のデザインは許可されるが、空力パーツの交換及び削除はできないことになり、エアロボディの承認プロセスは、前シーズンに基づいて、より客観的に行われる。

競技規則
Moto3™クラスの参戦年齢制限は最低16歳。ただし、Moto3™ジュニア世界選手権のチャンピオンに関しては、特例として、15歳からの参戦が許可されている。来季からは、レッドブル・ルーキーズ・カップのチャンピオンに対しても、15歳からの参戦が許可される。

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録