第11戦オーストリアGPのプレスカンファレンスは9日、リッドブルリンクのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位に進出するマルク・マルケスをはじめ、総合2位のバレンティーノ・ロッシ、総合3位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合5位のホルヘ・ロレンソ、総合19位のブラッドリー・スミス、中量級で総合1位に進出するミゲール・オリベイラが出席。前戦チェコGPとオフィシャルテストを振り返り、週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「ブルノの目標の1つは、チャンピオンシップにおけるポイント差の拡大。目標を達成できたことが嬉しい。レース直後はドゥカティ勢に勝てなかったことで、少し後味が悪かったけど、モーターホームに戻ってレースを分析した。ドゥカティの2人は、ブルノで見たように、ここでも本当にハイレベルだろう。僕たちは最後まで彼らと闘える最善の手段を見つけよう。」
「タフな週末となるだろう。しかし、ポジティブなスタートを切らなければいけない。目標は表彰台獲得。もし、優勝争いができれば、トライしよう。しかし、トライする前にタイヤ、アスファルト、全てのことを把握しなければいけない。」
アンドレア・ドビツィオーソ
「優勝の後で自信を持って次戦を迎える。その上、このトラックは、役割上では僕たちのバイクが良く機能するはず。しかし、昨年は簡単ではなかった!週末は問題を抱えていたけど、レースでは僕たちのスピードは本当に良かったから、マルクと闘うことができた。今シーズン僕たちのライバルたちは強い。パワーとエアロダイナミクスが向上したから、もしかしたら、昨年以上に接近して来るかもしれない。」
「昨年マルクは最後まで食らいついて来た。今年は簡単になるとは思わないけど、ブルノは僕たちにとって重要だった。バイクと僕自身のことを幾つか変えてみて、懸命に仕事をした後で優勝を挙げた。改善の余地があると思う。今週末が楽しみだ。」
ホルヘ・ロレンソ
「グレートなレースだった。テストでは幾つかのことが良くなり、特に中古タイヤを履いて戦闘力が高まったから、良い形でオーストリアに到着したと思う。毎戦難しい。毎戦、各ライダーのパフォーマンスを確認しなければいけないけど、当然、ここはスロットルを開けている時間が長いトラックだから、僕たちのバイクにとっては良い。僕たちはグレートなアクセラレーション、グレートなトップスピード、パワー、ブレーキング時の安定感があるから、僕たちにとってグッドなトラックでなければいけない。」
「アンドレアが発言したように、ホンダはエンジンのパワーが良くなったから、接近して来るだろう。しかし、僕たちには優勝争いのチャンスがあると思う。」
当サイトの『VideoPass』では、フリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信を提供。