公式予選：マルケスがドゥカティ勢に競り勝ってポールポジションを奪取

第１１戦オーストリアＧＰの公式予選は１１日、フリー走行総合４番手だったポイントリーダーのマルク・マルケスが週末４度目、今季２７度目のトップタイムをマーク。今季４度目、最高峰クラスで４９度目、当地で２年連続２度目、キャリア通算７７度目のポールポジションを奪取し、年間予選最速を決定する『ＢＭＷ・Ｍ・アワーズ』において、総合２位とのアドバンテージを６７ポイント差に広げた。

気温２２度、路面温度３１度のドライコンディションの中、フリー走行総合１番手のアンドレア・ドビツィオーソは、０.００２秒差の２番手に入り、２年連続の２番グリッド、２戦連続３度目の１列目を獲得すれば、フリー走行総合２番手のホルヘ・ロレンソは、０.１３５秒差の３番手に入り、２年連続の３番グリッド、２戦ぶり４度目の１列目を確保。

フリー走行総合３番手のダニロ・ペトルッチは、０.２６２秒差の４番手。フリー走行総合７番手のカル・クラッチロー、フリー走行総合９番手のヨハン・ザルコ、フリー走行総合８番手のティト・ラバット、フリー走行総合５番手のアンドレア・イアンノーネ、フリー走行総合６番手のダニ・ペドロサが続き、フリー走行総合１４番手のアレックス・リンスは、公式予選１で２番手、公式予選２で１０番手。

フリー走行総合１０番手のマーベリック・ビニャーレスは１１番手。フリー走行総合１３番手のアルバロ・バウティスタは１２番手。

フリー走行総合１１番手のバレンティーノ・ロッシは、昨年１０月の第１６戦マレーシアＧＰ以来今季初めての公式予選１で０.１１４秒差の４番手。３番手だった昨年６月の第７戦カタルーニャＧＰ以来、公式予選２に進出できず、フリー走行総合１６番手の中上貴晶は、公式予選１で０.９８３秒差の１１番手。明日の決勝レースを７列目から迎える。

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