決勝レース:バグナイアが最終ラップを制して総合1位に再浮上

タイトル争いの主役、オリベイラとバグナイアが最終コーナーまで優勝争いを展開。長島がポイント圏内に進出。

第11戦オーストリアGPの決勝レースは12日、ポールポジションからスタートした総合2位のフランセスコ・バグナイアが最終ラップの攻防を制し、3戦ぶりの優勝で今季5勝目、キャリア通算7勝目を挙げ、ポイントリーダーに再浮上した。

気温27度、路面温度41度のドライコンディションの中、2番グリッドのミゲール・オリベイラは、0.264秒差の2位に入り、2戦連続7度目の表彰台を獲得すれば、10番グリッドのルカ・マリーニは、5.953秒差の3位に入り、3戦連続の表彰台を獲得。

6番グリッドのマティア・パシーニは4位。4番グリッドのホルヘ・ナバーロ、8番グリッドのブラッド・ビンダー、7番グリッドのマルセル・シュロッター、20番グリッドのジョアン・ミルがトップ8入り。

3番グリッドのファビオ・クアルタラロは、スタート直後の1コーナーで他車と接触して、22番手まで後退したが9位まで挽回。12番グリッドのイケル・レオクナがトップ10入り。

22番グリッドの長島哲太は、27.994秒差の15位に入り、今季3度目となるポイント圏内に進出。5番グリッドのアレックス・マルケスは、3位争い中の最終ラップ、最終コーナーで今季9度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップは、総合1位の座を奪回したバグナイアが総合2位のオリベイラに対して、3ポイント差にアドバンテージを広げた。

RESULTS

オフィシャルウェブの『VideoPass』では、決勝レースをオンデマンドで提供。