マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットは24日、マレーシアの国営石油企業であるペトロナスの支援を受け、来季19年から最高峰クラスに参戦するチーム体制を発表。参戦1年目は、23歳のイタリア人ライダー、フランコ・モルビデッリと19歳のフランス人ライダー、ファビオ・クアルタラロを起用する。
シルバーストン・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われた発表会には、セパン・インターナショナル・サーキットの最高経営責任者ラズラン・ラザリと会長アズマン・ヤハヤ、ペトロナスの最高経営責任者ワン・ズルキフリー・ワン・アンフィン、青少年スポーツ省の大臣サイド・アディク・サイド・アブドゥル・ラーマン、ヤマハ発動機の辻幸一とリン・ジャービス、ドルナスポーツのカルメロ・エスペレータが出席。
ヤマハ・モーターレーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービスは、「モルビデッリは、バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが使用するオフィシャルマシンに近いAスペックからシーズンをスタートさせ、クアルタラロはBスペックになります」と、供給するM1のモデルを説明した。
来季参戦2年目となる中量級は、19歳のマレーシア人ライダー、カイルール・イダム・パウイを招集。参戦5年目となる軽量級は、24歳のイギリス人ライダー、ジョン・マックフィーと17歳の佐々木歩夢を起用する。