FIM国際モーターサイクリズム連盟の傘下大会、『FIM・CEV・レプソル・インターナショナル・チャンピオンシップ』は週末、シーズン6戦目となるヘレス大会をヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行い、日本から参戦するアジア・タレント・チームの國井勇輝と小椋藍が優勝、表彰台を獲得した。
Moto3™ジュニア世界選手権
第1レースは、ポールポジションのセルジオ・ガルシア(スペイン)が最終ラップの最終コーナーでイン側に進入した際に転倒。ガルシアのアウト側に位置していた2番グリッドの小椋は、巻き込まれる形で接触転倒すれば、3番手を走っていた3番グリッドのマヌエル・パリアーニ(イタリア)は、2台との接触を回避してコースアウトを強いられて5位。
4番手に最終コーナーを迎えた4番グリッドの國井は、初表彰台が初優勝となり、8番グリッドのラウール・フェルナンデェス(スペイン)は、0.133秒差の2位。6番グリッドのアレイシ・ヴィウは、3.839秒差の3位表彰台を獲得。
第2レースは、ガルシアが第1レースを再現するように最終ラップの最終コーナーでイン側に進入して、逆転で今季3勝目。小椋は0.030秒差の2位。パリアーニは0.077秒差の3位。國井は0.228秒差の4位に進出。
デビュー戦となった山中琉聖は、24番グリッドから8位と9位。第15戦タイGPのワイルドカードを予定しているソムキャット・チャントラ(タイ)とアピワット・ウォンタナノン(タイ)は連続転倒リタイアを喫した。
Moto2™欧州選手権
第14戦アラゴンGPにワイルドカード参戦したエドガル・ポンス(スペイン)は、ポールポジションから独走で3レース連続の優勝。3番グリッドのイェスコ・ラフィン(スイス)は、7.805秒差の2位に入り、8レース連続の表彰台を確保。
4番グリッドのトンマーゾ・マルコン(イタリア)は、9.762秒差の3位に入り、初表彰台を獲得。6番グリッドのディマス・エッキー(インドネシア)は、自己最高位タイの4位に進出した。
ヨーロピアン・タレント・カップ
SIC58・スクアドラ・コルセに所属する5番グリッドのマッテオ・ベルテッレ(イタリア)が第1レースで初優勝、第2レースで連続優勝を挙げた。
次戦は、アルバセテ・サーキットで10月14日に開催される。