プレスカンファレンス～マルケス、ドビツイオーソ、ロッシらが出席

第１５戦タイＧＰのプレスカンファレンスは４日、チャーン・インターナショナル・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、総合１位に進出するマルク・マルケスをはじめ、総合２位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合３位のバレンティーノ・ロッシ、総合９位のアンドレア・イアンノーネ、総合１０位のアレックス・リンス、総合１７位のアレイシ・エスパルガロが出席。前戦アラゴンＧＰを振り返り、チャンピオンシップ初開催となる週末の抱負と期待を語った。

マルク・マルケス
「バンコクはブリーラムよりも暑かったけど、街中でトゥクトゥクにも乗れて楽しい１日となった。初めてバンコクを訪れ、昨夜ブリーラムに到着。メンタリティーはアラゴンと同じ。日曜に向けて週末を通じて準備を進め、優勝争いができるかどうかを確認しよう。リスクを冒さなければいけないかもしれない。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「トラック前半は僕たちにとって良いようだけど、後半は少し低速。テストのときに、２速での走行に問題があったけど、あれはテスト。それにテストで使用したときと、今週末に供給されるタイヤが全く違う。ライダーのスピードは、２月のときとは違う。僕たちはグッドなスピードで始められるはずだ。」

「最終コーナーを考えるとき、沢山のことを考えなければいけない。もしかしたら、マレーシアよりも暑くなるかもしれない。全員にとって難しくなる。バイクとタイヤが非常に暑くなるから、レースに影響するだろう。今、多くのことを知るのは不可能だ。」

バレンティーノ・ロッシ
「タイは情熱がすごく。この機会を長く待っていたようだ。全てのメーカーにとって、このグランプリは重要。初開催が楽しみだ。役割上では、僕たちは難しい。Ｍ１にとって最高のトラックではないけど、トライしよう。」

「アンドレアが発言したように、非常に暑いから難しくなる。雨が毎日のように降るから、ドライレースになることを願う。シーズン中に証明したスピードを考えると、総合３位は良い。マーベリックとホルヘに対してアドバンテージがあるけど、ホルヘは終盤戦が強い。総合３位を維持することは難しいけど、僕たちはトライする。」

アンドレア・イアンノーネ
「アラゴンは、アレックス、スズキ、僕たちにとってグッドナレースだった。最初からプッシュして、マルクとドビに接近したけど、ここは別のトラック。テスト中は苦戦した。アレックスは僕ほど苦しまなかったことがポジティブけど、週末に向けてアイデアがある。」

アレックス・リンス
「アラゴンでは本当にグッドな週末となった。レース中には沢山のことを学んだ。フロントに少し苦しみ、表彰台を獲得するために、アンドレアを抜こうとしたけど、転びそうだった。コンセッションを失ったことは重要ではない。プレシーズンはグッドなバイクを整えるために懸命に働こう。」

アレイシ・エスパルガロ
「アラゴンは僕にとってグッドなトラックだと言われたけど、土曜日にはアメージングなペースがなかった。週末を通じて、グリップを維持する仕事に取組み、スーパーなスタートを切った後、上位陣に食らいつくことができた。トップ６入りだけでなく。優勝者とのタイム差が大きくなかった。」

「難しいシーズンとなっている。開発の方向性をミスしてしまった。昨年型よりも少し良いけど、他の全てのメーカーが大きく改良した。今、重要なのは１９年型の方向性を理解することだ。」