FIM国際モーターサイクリズム連盟の傘下大会、『FIM・CEV・レプソル・インターナショナル・チャンピオンシップ』は週末、シーズン7戦目となるアルバセテ大会をアルバセテ・サーキットで行い、Moto2™欧州選手権で総合1位に進出するイェスコ・ラフィン(スイス)が今季初めて表彰台を逃したが、最終戦バレンシア大会を残して14年以来2度目となるタイトル獲得に成功した。
Moto3™ジュニア世界選手権
ポールポジションのラウール・フェルナンデェス(スペイン)が今季2勝目。4番グリッドのジャン・オンジュ(トルコ)は、2.213秒差の2位。自己最高位を獲得すれば、8番グリッドの國井勇輝は、3.349秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。
来季世界舞台への昇格が発表されたトーマス・ブース=アムス(イギリス)は5位。ソムキャット・チャントラ(タイ)は6位。小椋藍は7位。
総合2位のマヌエル・パリアーニ(イタリア)は10番グリッドから8位だったことから、総合1位フェルナンデェスとのギャップが49ポイント差に拡大した。
Moto2™欧州選手権
タイトル争いの行方が、14年王者のラフィンと15年王者のエドガル・ポンス(スペイン)に絞られた中、雨の中で2レースが行われ、20ラップから13ラップに短縮された第1レースは2番グリッドのエクトル・ガルソ(スペイン)が初優勝。来季世界舞台への昇格が発表された10番グリッドのチャビエル・カルデルス(アンドラ)と6番グリッドのディマス・エッキー(インドネシア)が揃って初表彰台を獲得。
9ラップに短縮された第2レース(ポイントは半分)は、スーパーストック600で参戦する18番グリッドのルイス・ポマレス(スペイン)が初優勝。
3番グリッドのラフィンは、5位と6位。ポールポジションのポンスは、6位と4位。2人のギャップが46.5ポイント差となったことから、タイトル争いに終止符が打たれた。
ヨーロピアン・タレント・カップ
ポールポジションのアレックス・ミラン(スペイン)が初優勝。タイトル争いは、総合1位チャビエル・アルティガス(スペイン)と総合2位ビクトル・ロドリゲス(スペイン)の2人に絞られた。