第16戦日本GPのプレスカンファレンスは18日、ツインリンクもてぎのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位に進出するマルク・マルケスをはじめ、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合4位のマーベリック・ビニャーレス、総合10位のアレックス・リンス、総合11位のダニ・ペドロサ、総合20位の中上貴晶が出席。前戦タイGPを振り返り、今週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「アラゴンとタイの優勝は重要だった。後半戦はドゥカティがとても、とても速いから、アドバンテージを拡大することができた勝利は重要となった。最初のマッチボールだけど、目標はいつも通りの週末。フリー走行1を上手く始めて、優勝争いに向けて準備を進めよう。ウォームアップ走行後にバトルができるかを確認しよう。彼らがもてぎで強いことを忘れてはいけないから、ストレスにもパニックにもならない。」
「昨年のようなバトルは、まるで昨日ように憶えている。ナイスだったけど、雨で難しかった。グレートなバトルだった。彼は素晴らしい走りだったけど、今年はドライになりそうだから、違う展開になるかもしれない。」
アンドレア・ドビツィオーソ
「前戦の戦略は、最終ラップまで良かったと思う。5コーナーで抜かれたとき、直ぐに反応したけど、もしかしたら、それが最善の選択ではなかったかもしれない。最後のプレーキングポイントに向けて完璧な準備ができなかった。少しワイドになってしまったけど、レースとしては良かった。すごく戦闘的で、優勝争いができた。さあ、日本だ。僕たちにとってグッドなトラックだけど、天候を確認しよう。初日は雨が降りそうだ。」
「優勝に向けてトライしよう。マルクの祝杯を遅らせるつもりだ。ギャップはあまりにも大きいからチャンピオンシップを考えずにレースをするのは不運。勝ちたい。もう一度勝ちたい。」
マーベリック・ビニャーレス
「タイは良かった。大きな変更は、タイヤよりも重量配分だったと思うから、ここでも戦闘的になれるはずだ。平常心を維持しよう。」
アレックス・リンス
「グッドなトラック。昨年は上位に進出したから、ここ数戦良い仕事をした後で、大きな自信を抱いて乗り込んで来た。僕たちはもっと行けるはずだ。シルバン・ギュントーリが来季に向けてバイクを試す。僕たちは沢山の仕事をしているけど、今後のレースに向けたことではない。」
ダニ・ペドロサ
「前戦はフリー走行からフィーリングが良かった。問題はレーススタート。序盤もあまり良くなかったけど、強さが戻って来ている。フィーリングは良い。前からスタートできるように予選を良くしたい。」
「本田技研の本社と研究所を訪ねた。沢山の応援を見ることができ、スペシャルなレースとなる。ここは50/50。すごく良いレースがあれば、そうでないレースもあったけど、良い週末にしたい。」
中上貴晶
「相撲はナイスな体験でした。僕は日本人だけど、テレビでしか観たことがなかったから、今回は間近で観戦することができ、素晴らしい経験となりました。」
「本田技研とHRCに心から感謝します。メインスポンサーの出光興産は本当に素晴らしい支援をしてくれ、来年もこのチームから継続参戦できることが本当に嬉しいです。まるでホームのようなチーム。素晴らしいチームマネージャーと素晴らしい人たちに囲まれ、来年が待ち切れません。」
当サイトの『VideoPass』では、19日のフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信。プレスカンファレンスをはじめ、各セッション終了後にはオンデマンドでの視聴が可能。