ドルナスポーツは26日、第17戦オーストラリアGPの開催地、フィリップアイランド・サーキットのプレスカンファレンスルームで、1978年から2年連続して、250ccクラスと350ccクラスを連覇した南アフリカ人ライダー、コーク・バリントンを28人目のレジェンドとして、殿堂入りするセレモニーを行った。
76年5月、ムジェロで開催されたネイションズGP(350ccクラス)でデビュー。同年9月、バルセロナのモンジュイックで開催された市街地レースの最終戦スペインGP(350ccクラス)で初優勝。78年からカワサキのファクトリーチームから22クラスにフル参戦を開始すると、1年目に250ccクラスで4勝を含む8度の表彰台、350ccクラスで6勝を含む9度の表彰台を獲得して、両クラスでタイトル獲得。
2年目は、250ccクラスで7勝を含む9度の表彰台、350ccクラスで5勝を挙げて、2年連続して両クラスを連覇することに成功。80年は250ccクラスと500ccクラス、81年と82年には500ccクラスに参戦。通算88戦に出走した。
「何という機会でしょう。これは大変素晴らしいことです。大変名誉なことです。ランディ・マモラが祝福に来てくれました。彼は私の友愛であり、友人たちに囲まれています。27人のファンタスティックなライダーたちと並ぶことは、それだけで名誉なこと。特権です」と、バリントンは感動の言葉を語った。
レジェンド
ジャコモ・アゴスチーニ
ウェイン・レイニー
マイク・ヘイルウッド
ケビン・シュワンツ
アンヘル・ニエト
ミック・ドゥーハン
カルロ・ウビアリ
ケニー・ロバーツ
アントン・マング
ワイン・ガードナー
ジェフ・デューク
バーリー・シーン
フィル・リード
ジョン・サーティース
加藤大治郎
ジム・レッドマン
エディ・ローソン
フレディ・スペンサー
ヤーノ・サーリネン
ケーシー・ストーナー
マルコ・シモンチェリ
ニッキー・ヘイデン
アレックス・クリビーレ
フランコ・ウンチーニ
ケニー・ロバーツ・ジュニア
マルコ・ルッキネリ
ランディ・マモラ
コーク・バリントン