オフィシャルテスト~ビニャーレスが連日の最速時計で総合1番手

ドビツィオーソ、マルケス、ミラー、ペトルッチがトップ5。中上は8番手、ロッシは9番手、新人勢ではバグナイアが11番手。ロレンソは12番手。

最高峰クラスは21日、サーキット・リカルド・トルモで19年シーズンのスタートとなるオフィシャルテスト2日目、最終日を行い、初日1番手に進出したマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマーク。総合1番手に進出した。

路面が乾き始めた12時10分過ぎ、初日に続き、KTMに乗り換えたヨハン・ザルコが先陣を切ってコースに飛び出すと、10分後にアンドレア・イアンノーネがテストを開始。予定通りに初日だけのテスト参加となったHRCのテストライダー、ステファン・ブラドルを除く24名がテスト終了の17時まで意欲的にテストプログラムを実行。

初日4番手だったアンドレア・ドビツィオーソは、0.133秒差の2番手に浮上すれば、ジャック・ミラーは、0.182秒差の4番手。ダニロ・ペトルッチは、0.202秒差の5番手に進出。

初日2番手だったマルク・マルケスは、1分31秒台を21回記録して0.154秒差の3番手。初日13番手の中上貴晶は、最多の70ラップを周回して0.547秒差の8番手。まだ左手首の負傷から回復していない初日18番手のホルヘ・ロレンソは、19年型を試す機会があり、0.827秒差の12番手まで挽回。

初日会心の6番手に進出したフランコ・モルビデッリは、乗り換え組で最速となる0.217秒ア差の6番手を維持すれば、初日3番手のバレンティーノ・ロッシは、0.614秒差の8番手。

初日12番手のアレックス・リンスは、転倒を喫したが、69ラップを周回して0.497秒差の7番手に浮上すれば、初日14番手のジョアン・ミルは14番手。

初日7番手だったアレイシ・エスパルガロは、0.643秒差の10番手に後退すれば、初日19番手のアンドレア・イアンノーネは、2度の転倒を喫して17番手。

新人勢の最高位は、フランセスコ・バグナイア。連日の11番手に進出すれば、ファビオ・クアルタラロは16番手。ミゲール・オリベイラは最後尾の24番手。

最高峰クラスは一旦解散して、各チームの大型トレーラーは、イベリア半島を約750km南西に移動。来週28日から2日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで19年シーズンに向けた2度目のオフィシャルテストを実施する。

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