ドゥカティ・チームが発表会、19年シーズンに向けて始動

スローガンは『MISSION WINNOW』。ドビツィオーソ&ペトルッチが深紅のデスモセディチGP19を初披露。

ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・チームは18日、スイス・ヌーシャテルに位置するフィリップ・モリス・インターナショナル社の研究開発施設キューブで19年シーズンのチーム発表会を実施。所属7年目を迎える18年総合2位のアンドレア・ドビツィオーソとサテライトチームから昇格した総合8位のダニロ・ペトルッチが19年型のプロトタイプマシン、デスモセディチGP19を初披露した。

最高峰クラス12年目を迎える32歳のイタリア人ライダー、ドビツィオーソは「2年連続して総合2位で。何が悪かったのか分かっている。悪かったことを良くするために働いた。勝つために闘えると思う。これからのテストで試すことが沢山あるだろう。大きな自信がある」と、タイトル争いに再挑戦することを宣言。

最高峰クラス8年目を初めてのファクトリーチームから参戦する28歳のイタリア人ライダー、ペトルッチは「とても美しい。真っ赤だ。高速であることは確かだ!とてもエキサイティング。僕自身の体調は良い。セパンの初テストがとても楽しみ。アンドレアと僕はグレートな仕事ができるはず。彼は僕がドゥカティを走り始めたときから参考となるライダーだった。彼から沢山のことを学ぼう。インテリジェントなグレートなライダーである彼と一緒に仕事ができることが嬉しい。僕たちは目標を達成できるだろう。さらに成長するたえに、お互いにモチベーションを高めたい」と、抱負を語った。

発表会には、ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカリをはじめ、レース部門のドゥカティ・コルセからジェネラルマネージャーのルイジ・ダリーニャ、スポーティングディレクターのパオロ・チャバッティ、チームマネージャーのダビデ・タルドゥツィ、テストライダーとして7年目を迎えるミケーレ・ピロ、参戦を開始した03年からレース活動を支援するフィリップ・モリス・インターナショナルの研究開発代表ミロスワフ・ジエリンスキらが出席。

ドゥカティ・チームは、2月6日から第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで実施されるオフィシャルテストに参加。ピロは2月1日からのシェイクダウンテストに参加する。

ビデオパス』では、ドゥカティ・チームが参加する2月6日からのオフィシャルテストを提供。
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