最高峰クラスに参戦するファクトリーは、第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで2月1日から3日間のシェイクダウンテストを実施。2月6日からのオフィシャルテストに先駆け、ウインターブレイク中に開発を進めた19年型プロトタイプマシンのテストプログラムを開始する。
HRCは、昨年11月下旬にオフィシャルテストが開催されたヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに戻り、1月23日から2日間のプライベートテストを実施。テストライダーのステファン・ブラドルは、シェイクダウンテストだけでなく、左手骨折で欠場するホルヘ・ロレンソの代役として、オフィシャルテストにも参加予定。
ドゥカティは、左肩の手術を受けるために昨年11月下旬のオフィシャルテストをキャンセルしたテストライダーのミケーレ・ピロが復帰。昨年10月下旬から始めたデスモセディチGP19の開発プログラムを継続する。
ヤマハは、テストライダーに就任したジョナス・フォルガーを起用。サーキット・リカルド・トルモで開催された昨年11月中旬のオフィシャルテストでテストデビューした後、12月上旬にトレーニングのアクシデントが原因で左鎖骨を骨折したが、1月にはスペイン各地でトレーニングを実施。タイトル奪回に向けて開発された19年型YZR-M1の本格的なテストを始める。
スズキは、テストライダーのシルバン・ギュントーリを招集する予定。アプリリアは、テストライダーに就任したブラッドリー・スミスが担当。レギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロとアンドレア・イアンノーネが最終日に合流する。
KTMは、テストライダーに就任したダニ・ペドロサが右鎖骨骨折によりテストをキャンセルするが、12月中旬にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで実施したプライベートテストで復帰したミカ・カリオに加え、コンセンションの特権を最大限に活かして、ポル・エスパルガロ、ヨハン・ザルコ、ハフィス・シャリン、ミゲール・オリベイラとのレギュラーライダーたちを招集。5人体制でテストプログラムに着手する。
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— Red Bull KTM Tech3 (@Tech3Racing) 31 de enero de 2019