スズキのファクトリーチーム、チーム・スズキ・エクスターは3日、チームのウェブサイトとユーチューブを通じて、2人のヤングライダー、アレックス・リンスとジョアン・ミルが使用する19年型のプロトタイプマシン、GSX-RRのカラーリングを動画で公開した。
最高峰クラス2年目の昨季に5度の表彰台を獲得して総合5位に進出した23歳のスペイン人ライダー、リンスは、「ようやく冬が終わって、走り始めることができる。ウインターブレイクは長かった。バイクに乗ることが待ち切れない。11月のテストでエンジニアたちに明白なフィードバックを提供し、彼らがセパンに向けて、沢山の分野で劇的ではなく、ちょっとした改良にトライしてくれたことを知っている。それがスズキの哲学なんだ。」
「バイクに不足していることを理解している。日本の研究開発が更なる改善を助けてくれるパッケージを供給してくれるはずだ。僕は信じている。」
「この冬は厳しいトレーニングプログラムを消化した。18年に安定して表彰台争いができることを証明した。これから、さらに大きなこと、優勝に向けてトライするときだ」と、3年目の目標を語った。
1年間の中量級を経由して、フル参戦4年目で最高峰クラスに初挑戦する21歳のスペイン人ライダー、ミルは、「言うまでもなく、もう一度バイクに乗れることに興奮している。この冬は、長い時間バイクに乗れなかったけど、フィジカルトレーニングに集中した。ここまでの成果はポジティブ。当然、より効率良く走りために理解すべきことが沢山あるから、バイクに乗る時間が必要だけど、チームからのサポートを感じる。彼らの経験に依存するけど、自分のバイクを自分僕自身で改良することに貢献したい。ステップ・バイ・ステップで開発したい。」
「プレッシャーはないけど、目標は明白。最初のレースより、優勝者とのタイムギャップを短縮してシーズンを終えたい」と、初参戦への意気込みを語った。
チーム・スズキ・エクスターは、第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで開催される6日から3日間のオフィシャルテストに参加する。