ヤマハ発動機のファクトリーチーム、ヤマハ・ファクトリー・レーシングは4日、インドネシアの首都ジャカルタ市内でチーム発表会を開催。アメリカのエナジードリンクメーカー、モンスターエナジーがタイトルスポンサーとして、チームの活動を支援することが発表され、チーム名を『モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP』に改名。バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが19年型のプロトタイプマシン、YZR-M1のカラーリングを公開した。
ヤマハから7年連続14年目を迎える39歳のイタリア人ライダー、ロッシは、「この瞬間はいつも興奮する。バカンスが終わってしまったことは残念だけど、僕たちは準備が整っている。僕たちのライバルたちはグッドなステップを果たしたから、僕たちは懸命に働かなければいけない。」
「現状のチャンピオンシップはタイヤがカギ。常にタイヤ温存の仕事に取り組んで来た。難しく、非常に精密な作業。自分のスタイルに取り組み、エンジニアたちと懸命に働かなければいけない。これが今年の目標だ」と、課題を説明。
ヤマハから3年目を迎える24歳のスペイン人ライダー、ビニャーレスは、「素晴らしい冬だった。すごく良い感じ。インドネシアに来られたことが嬉しい。バイクはビューティフルだ。僕は準備が整っている。」
「重要なのは、昨年がどうだったと言うことではない。新しい始まりなんだ。チーム内の変更を確認。(クルーチーフの)エステバン・ガルシアは僕がベストを発揮できるようにしてくれるだろう。全ての変更と共に僕はできると手応えを感じる」と、心機一転してシーズンに臨むもとを誓った。
発表会には、ヤマハ・モーター・レーシング社長の辻幸一、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクターのリン・ジャービス、モンスターエナジーのスポーツマーネケティング副社長ミッチ・コヴィントン、YIMMヤマハインドネシア社長の森本実が出席。
モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは、6日に始まる今年最初のオフィシャルテストに参加するため、マレーシアに移動。3月10日の開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。
2019 here we come!@ValeYellow46 and @mvkoficial12 got their #BeastModeOn.#MonsterYamaha | #MotoGP pic.twitter.com/RPzwK3mKO8
— Monster Energy Yamaha MotoGP (@YamahaMotoGP) 4 de febrero de 2019