最高峰クラスのオフィシャルテスト3日目、最終日は8日、第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、2日目9番手のダニロ・ペトルッチが転倒を喫したが、昨年ホルヘ・ロレンソが記録したオフィシャルテストのベストラップ(1分58秒830)を0.591秒更新する1分58秒239を刻み、総合1番手に進出した。
3日間連続のドライコンディションの中、2日目12番手のフランセスコ・バグナイアは、1分58秒台を最多の3回記録。0.063秒差の2番手にジャンプアップして、インディペンデントチームライダー勢と新人勢の最高位に進出すれば、2日目3番手のジャック・ミラーは、3日間連続の転倒を喫したが、連続16ラップのロングランを実行して、0.127秒差に3番手を維持。
2日目4番手のアンドレア・ドビツィオーソは、0.299秒差の4番手。2日目7番手のティト・ラバットは14番手に後退。2日目22番手のカレル・アブラハムは20番手。
2日目1番手のマーベリック・ビニャーレスは、最多の79ラップを周回して0.405秒差の5番手に後退したが、連続19ラップのレースシミュレーションを続行。
2日目15番手のフランコ・モルビデッリは、0.902秒差の8番手に浮上すれば、2日目6番手のバレンティーノ・ロッシは、0.916秒差の10番手。2日目14番手のファビオ・クアルタラロは、初めてロングラン(連続17ラップ)を行って16番手。
2日目5番手のカル・クラッチローは、2日間連続の転倒を喫したが、0.541秒差の6番手。2日間連続してホンダ勢の最高位に進出すれば、2日目10番手の中上貴晶は、0.909秒差の9番手。
2日目8番手のマルク・マルケスは、0.931秒差の11番手。
2日目13番手のアレイシ・エスパルガロは、0.783秒差の7番手に浮上すれば、2日目18番手のアンドレア・イアンノーネは、口内炎が原因で走行をキャンセル。
2日目2番手のアレックス・リンスは、0.941秒差の12番手。2日目21番手のジョアン・ミルは15番手。
2日目11番手のヨハン・ザルコは、1.401秒差の17番手。2日間連続してKTM勢の最高位に進出し、2日目17番手のポル・エスパルガロは18番手。2日目20番手のミゲール・オリベイラは19番手。2日目25番手のハフィス・シャリンはレギュラーライダー勢の最後尾21番手だった。
最高峰クラスの11チームは、今月21日に開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットに再集結。23日から3日間のオフィシャルテストを実施する。
オフィシャルテスト
1日目:1分59秒621(マルク・マルケス)
2日目:1分58秒897(マーベリック・ビニャーレス)
3日目:1分58秒239(ダニロ・ペトルッチ)
サーキットレコードラップ:2分00秒606(15年/ホルヘ・ロレンソ)
サーキットベストラップ:1分59秒053(15年/ダニ・ペドロサ)
オフィシャルテストベストラップ:1分58秒830(18年/ホルヘ・ロレンソ)