ロッシ、「40代」トップアスリートたちの仲間入り

40歳を超えて輝かしい成績を挙げたスポーツ選手たちを紹介。

1979年2月16日に生まれたバレンティーノ・ロッシは、通算10度目のタイトル獲得を目指し、3週間後に最高峰クラス20年目、キャリア通算24年目のシーズンを開始。今回、40歳を超えて輝かしい成績を挙げたトップアスリートたちを紹介する。

モータースポーツ界を代表するのは、F1世界選手権で歴代最多となる7度のチャンピオンに輝き、最多91勝を誇るミハエル・シューマッハ。37歳のときに一度引退したが、41歳で現役に復帰すると3年間参戦。

世界ラリー選手権で04年から前人未到の9連覇を達成し、昨年最多優勝数を79勝に伸ばしたセバスチャン・ローブは、2月26日に45歳の誕生日を迎えるが、現役を続行。

12年ロンドン五輪の射撃男子で銅メダルを獲得したナサール・アルティアは、48歳で参加した今年のダカールラリー(四輪部門)で4年ぶり3度目の優勝を達成。

04年11月の最終戦バレンシアGPに訪れたマイケル・ジョーダンは、一時メジャーリーグベースボールに挑戦したが、40歳の03年まで現役を続け、6度の優勝や歴代1位の平均得点を記録し、09年に殿堂入り。

NFLからは、史上最高のクオーターバックの1人と評価される41歳のトム・ブレイディ。今月3日に開催されたスーパーボールでは、所属するニューイングランド・ペイトリオッツに6度目のチャンピオンをもたらした。

ボクシング界では、45歳で20年ぶりに世界ヘビー級の王者に返り咲いたジョージ・フォアマンを筆頭に、昨年7月に世界ウエルター級のタイトル奪回に成功した40歳のマニー・パッキャオは、今年1月にタイトル防衛に成功。

史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成したフロイド・メイウェザー・ジュニアは、スポーツ選手長者番付で3年振り4度目の年収1位に再浮上。年末にはキックボクシングの那須川天心とエキシビションマッチで対戦し話題を呼び、今月24日に42歳の誕生日を迎える。

ゴルフ界からは、生涯獲得賞金額歴代1位のタイガー・ウッズは43歳。昨年9月にはツアー選手権で5年ぶりに優勝を挙げ、ワールドランキングの13位に浮上した。

メジャー選手権でウッズを越え歴代1位の18勝を挙げたのは、史上最高のゴルファーと称されたジャック・ニクラス。65歳まで現役を続けた。

テニス界では、歴代1位のツアー優勝数(109勝)と歴代1位のシングル優勝数(1243勝)を誇り、43歳まで現役を続けたジミーコナーズ。37歳のロジャー・フェデラーは、40歳まで現役を継続することを宣言。

サッカー界では、「キング・カズ」の異名をとる三浦知良。今月26日に52歳を迎えるが、17年に世界最年長ゴールを決め、ギネス世界記録に認定。先月1月には所属先の横浜FCと契約を更新し、プロフェショナルリーグでプレーする世界最年長の記録を更新している。

TC-Rossi, Schumacher
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