KTMが参戦3年目のチーム体制を発表

エスパルガロ弟&ザルコを起用する19年プロジェクトを始動。

KTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは12日、KTMの本社があるオーストリア・マッティヒホーフェン市内のシティーホールで、レッドブル・KTM・テック3、レッドブル・KTM・アジョと共同でチーム発表会を実施。最高峰クラス参戦3年目に起用するポル・エスパルガロヨハン・ザルコがプロトタイプマシン、RC16のカラーリングを公開した。

所属3年目を迎える27歳のスペイン人ライダー、エスパルガロ弟は、「僕たちは今年大きな目標を設定する。ヨハンはチームの上手く溶け込み、既に速い。これはシーズンに向けて準備が整っていることを意味する。ミゲール・オリベイラは前回のテストで速かった。新人としては驚きのパフォーマンスで、ハフィス・シャリンは懸命に働いていることを知っている。」

「テック3から供給される全ての情報は、僕とチーム、全てのエンジニアたちにとって役立つだろう。僕の経験からテック3はバイクの開発に役立ち、ライダーを助け、指導するグッドなチームだ。」

「19年は進歩のシーズンとなるだろう。誰も完璧ではない。僕は毎年学習する。僕はベターなライダーになり、良い仕事をするためにチームメイトのヨハンから学ぶことができる。ベストを尽くしたい」と、抱負を語った。

新加入した28歳のフランス人ライダー、ザルコは、「この場にいることが嬉しい。ファクトリーチームの発表会に出席することは今回が初めて!1月にKTMのファクトリーとマッティヒホーフェンを初めて訪れ、大変印象的だった。」

「幾つかのテストを終え、僕はとても嬉しい。チームから信頼を感じる。この信頼を感じることはナイスだ。僕たちは良い仕事をした。モチベーションは高い。テストで大きな改良を果たしても、僕たちは次のステップに向けて、やるべきことが沢山あるから、仕事を継続する。僕たちができることを信じる。僕は速いライダーだから良い情報を提供できると言えるだろう。KTMの歴史の一部になれることを誇りに思う」と、心境を語った。

Pol Espargaro, Red Bull KTM Factory Racing, 2019 launch
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