ドルナスポーツは23日、インドネシアのITDCインドネシア観光開発公社と共同で、同国のロンボク島のマンダリカで2021年にMotoGP™世界選手権とスーパーバイク世界選手権を開催することを発表した。
ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータとインドネシア観光開発公社の最高経営責任者アブドゥルバル・M・マンスールは、1月28日にスペインの首都マドリード市内にあるドルナスポーツの本社でスペイン駐在特命全権大使兼インドネシア大使のヘルモノ・M・A立会いの下、両選手権の開催に関する契約書に調印。
昨年10月の第17戦オーストラリアGP後、バイクイベントの開催が可能なリゾート地を訪問し、開催に関するコンセプトの説明を受けていたエスペレータは、今回の合意に関して、「これはチャンピオンシップの非常に大きな支持を得ている国に、ワールドクラスのサーキット、市街地サーキットを建設するという、これまでにない唯一のプロジェクトです。インドネシアは我々にとって重要な市場であり、モータースポーツのファンが占める国民の割合は非常に大きく、サーキットが完成すれば、熱狂的な雰囲気はますます強まります。ロンボクにスーパーバイク世界選手権の開催日程に含めることで、1年に2度のワールドクラスのイベントを開催することになることから、この提供は地元のファンにとって、さらに魅力的になるでしょう」と、説明。
アブドゥルバル・M・マンスールは、「我々はドルナとの間で提携を結んだことに大変興奮しています。ワールドクラスのモータースポーツイベントをインドネシア、そしてロンボク島のマンダリカで開催できることが大変嬉しいです」と、喜びを語った。