FIM国際モーターサイクリズム連盟は11月19日、グランプリ・コミッションの決定により、13年から最高峰クラスで採用されている予選方式を来季軽量級と中量級に導入することを発表した。
グランプリ・コミッションは、参戦チームと共に、軽量級で多くのライダーたちがコース上で他車を待つ低速走行を協議。また、中量級ではセッションの序盤の方が終盤よりも最速タイムが記録されることから、最高峰クラスと同じ方式を導入して、ファンにより分かりやすく予選方式を提供すると共に、将来の最高峰クラス参戦に向けて準備を提供することを決定。
予選方式は、3度実施されるフリー走行の総合結果により、上位14名が公式予選2に直接進出。総合15番手以下は公式予選1に参加し、上位4名が公式予選2に進出。
公式予選1から公式予選2に進出するライダーたちには、ソフトコンパウンドのリアタイヤ1本の追加が許可される。
フリー走行の時間は、軽量級、中量級共に40分間。中量級は45分間から5分間短縮され、公式予選1と公式予選2は、それぞれ15分間実施される。