決勝レース:昨年の再現!ドビツィオーソ対マルケスの優勝争い

チャンピオンシップ史上最短のタイム差を記録。ロッシは5位。中上とロレンソは9位と13位。

開幕戦カタールGPの決勝レースは10日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、18年総合2位のアンドレア・ドビツィオーソは2番グリッドからゴールラインまで展開された優勝争いを僅少さで制し、昨年11月の最終戦バレンシアGPから2連勝を達成。最高峰クラスで13勝目、キャリア通算22勝、当地で2年連続優勝を挙げた。

気温18度。路面温度19度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルク・マルケスは、当地で14以来となる優勝にトライして0.023秒差。2年連続の2位を獲得すれば、負傷からの復帰戦となった6番グリッドのカル・クラッチローは、0.320秒差の3位表彰台を獲得。

10番グリッドのアレックス・リンスは、0.457秒差の4位。14番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、0.600秒差の5位まで挽回。

7番グリッドのダニロ・ペトルッチは、2.320秒差の6番手。ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは7位。11番グリッドのジョアン・ミルは新人勢の最高位となる8位に進出。

9番グリッドの中上貴晶は、7.406秒差の9位。12番グリッドのアレイシ・エスパルガロは10位。フランコ・モルビデッリ、ポル・エスパルガロ、ホルヘ・ロレンソ、アンドレア・イアンノーネ、ヨハン・ザルコがポイント圏内に進出。

49年に始まった70年のチャンピオンシップで優勝者からトップ15までのタイム差が史上最短となる15.093秒差を記録。

5番グリッドのファビオ・クアルタラロは、ウォームアップランの直前にテクニカルトラブルが発生して、ピットレーンからスタートして15.905秒差の16位。4番グリッドのジャック・ミラーは、シートの問題からリタイアを決断した。

次戦アルゼンチンGPは、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで3週間後の29日に初日、31日に決勝レースが開催。日本とアルゼンチンの時差は12時間。4月1日03時00分に決勝レースがスタートする。

RESULTS

オフィシャルウェブサイトの『ビデオパス』では、開幕戦カタールGPから最終戦バレンシアGPまで、全セッション&全決勝レースを完全生中継配信。オフィシャルアプリを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときに『ビデオパス』の視聴が可能。
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録