決勝レース:最高峰から中量級に復帰したルティが優勝

シュロッターとナバーロが自己最高位。長島は2戦連続の12位。バルダッサーリが転倒。

第3戦アメリカズGPの決勝レースは14日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、4番グリッドのトーマス・ルティが17年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・デ・リミニGP以来となる優勝、キャリア通算17勝目を挙げ、総合4位から3位に浮上した。

気温17度、路面温度33度のドライコンディションの中、ポールポジションのマルセル・シュロッターは、2.532秒差の2位。自己最高位を獲得すれば、6番グリッドのホルヘ・ナバーロは、3.836秒差の3位に入り、中量級で初めて表彰台を獲得。

負傷代役として出走した7番グリッドのマティア・パシーニは4位に進出。2番グリッドのアレックス・マルケスは5位。10番グリッドのルカ・マリーニ、3番グリッドのサム・ロウズ、9番グリッドのシモーネ・コルシ、17番グリッドのエネア・バスティアニーニ、11番グリッドのアンドレア・ロカテッリがトップ10入り。

14番グリッドの長島哲太は、25.948秒差の12位。

15番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、1ラップ目に今季初転倒でリタイアを喫した。

チャンピオンシップは、バルダッサーリがポイントリーダーを維持。総合3位のシュロッターが3ポイント差の総合2位に浮上した。

RESULTS

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