第4戦スペインGPのプレスカンファレンスは3日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトのプレスカンファレンスルームで行われ、第3戦アメリカズGPで総合1位に返り咲いたアンドレア・ドビツィオーソを筆頭に、総合2位のバレンティーノ・ロッシ、総合3位のアレックス・リンス、総合4位のマルク・マルケス、インディペンデントチームライダー部門の最高位となる総合6位のジャック・ミラー、軽量級で総合1位に進出するジャウメ・マシアが出席。前戦を振り返り、週末の抱負と期待を語った。
アンドレア・ドビツィオーソ
「今日のプレイベントは楽しかった。本当にナイスだったけど、馬に近づきすぎて少し怖かった(笑)。記念写真はナイスだった。そう、オースティンの最終的な結果が嬉しい。ラップタイムを出すのに少し苦労して、後方からのスタートとなってしまったけど、グッドなスタートが切れ、リカバリーができた。」
「チャンピオンシップの状況が嬉しい。ここ2年間と比較すると、マルクと僕以外にも沢山のライダーたちがチャンピオンシップを争うから、よりハードなシーズンとなるだろう。僕は昨年よりも自信がある。より戦闘的になれると思うけど、ヘレスは決して分からない。」
「昨年のスピードは本当に良かったけど、今年は路面が違うから、全員に大きく影響するだろう。それがポジティブになるのか、ネガティブになるのか確認しよう。」
バレンティーノ・ロッシ
「僕たちが強いのか、速いのかを理解することが重要。昨年の週末は難しかった。速くなかった。十分なスピードがなかったけど、序盤は非常に戦闘力があった。僕たちはバイクを改良した。今年は速さを理解する週末となるだろう。」
「シーズンのスタートが嬉しい。僕たちは非常に強く、重要なポイントを稼いだ。ヘレスからシーズンの最も重要な時期が始まる。目標はチャンピオンシップに向けてファイトすることだ。」
アレックス・リンス
「信じられなかった。軽量級と中量級の初優勝はオースティン。そこで最高峰クラスの初優勝を挙げられたことは、信じられなかった。この2週間は最高だったけど、直ぐにヘレスのことを考え始めた。ヘレスでグランプリを始められることに興奮している。」
「ヘレスでは、あまり走り込んでいない。2年前は怪我、昨年は転倒してしまったけど、11月のテストでは走り込むことができた。僕もチームも準備ができている。目標は同じ。フロントグループで走り、ファイトして、可能ならば優勝に向けてトライしよう。そうでなければ、可能な限り上位でフィニッシュしよう。」
マルク・マルケス
「欲求不満の日曜になってしまった。重要なのは転倒した原因を理解すること。上手く走れていて、バイクの信頼感があったから、理解が難しかったけど、ものごとを分析して、転倒の原因を理解した。」
「さあ、ヘレスに向けて集中しよう。バイクに対してグッドなフィーリングがあるから、同じレベルを維持できるようにトライしよう。カタールから良い感じがある。これを維持することが重要だ。」
「昨年と同じポイント数でヘレスに到着。今週末も戦闘的になれるようにトライしよう。好きなトラック。僕のライディングスタイルに合う。アスファルトとライバルたちのレベル、午後のトラックコンディションを理解しなければいけない。」
ジャック・ミラー
「ドライコンディションでの表彰台は、いつもナイス。バイクは最高に走る。最高に快適だ。僕たちは序盤3戦で強かった。チームは最高の仕事をしてくれている。以前に発言したように、カタールの結果は、特にチャンピオンシップの順位を見れば、とても残念だった。」
「僕たちはこの数週間を利用して、今週末に向けて懸命に仕事を進めてきた。11月にはグレートなテストをしたから、勢いに乗って、上手く行くことを願う。昨年はまともな結果だったけど、前のライダーたちが転倒した。今年は何ができるのか楽しみ。」