中量級&軽量級がルマンでオフィシャルテスト実施

ジョー・ロバーツ、セルジオ・ガルシア、國井勇輝、ホセ・アントニオ・ルエダ、アンヘル・ピケラス、ジョエル・ケルソ、古里太陽、山中琉聖らがテストに参加

Moto2™』と『Moto3™』は、5月12日と13日に第6戦フランスGPが開催されたルマンのブガッティ・サーキットでシーズン2度目のオフィシャルテストを実施した。

Moto2™

5月13日、気温12度、路面温度10度のドライコンディションの中で午前のセッションが始まると7名が走行を開始。日曜日の決勝レースで3戦連続のポイント圏内となる12位でゴールした総合21位ジョー・ロバーツが最多47ラップを周回して1番手。

2月に実施された前回のオフィシャルテストで転倒した際に右手を骨折したことから開幕戦タイGPから3戦の欠場を強いられ、第4戦カタールGPから参戦する総合26位セルジオ・ガルシアは35ラップを周回して2番手。軽量級から昇格してきた総合15位イバン・オルトラ、スーパースポーツ世界選手権から転向してきて走り込みが必要な総合24位アドリアン・ウエルタスホルヘ・ナバーロがトップ5入り。

気温23度、路面温度が35度まで上昇したドライコンディションの中で実施された午後のセッションは、ジョー・ロバーツが44ラップを周回して公式予選1で記録した8番時計(1分35秒374)を大幅に更新。公式予選2の5番時計を上回る1分34秒668の1番時計を記録すれば、セルジオ・ガルシアアドリアン・ウエルタスイバン・オルトラも午前のタイムを更新。

日曜日の決勝レースで22位だった國井勇輝は、午前のセッションで40ラップを周回して6番手。午後は最多70ラップを周回し、公式予選1の11番時計(1分35秒879)を上回る1分35秒792を記録して5番手。

プラクティスの転倒で肺挫傷を負ったアレイシ・エスクリチの代役として、急きょ招集を受けたダニエル・ムニョスも参加した。

RESULTS

 

Ryusei Yamanaka, FRINSA - MT Helmets - MSI, Michelin® Grand Prix of France
Ryusei Yamanaka, FRINSA - MT Helmets - MSI, Michelin® Grand Prix of France

Moto3™

5月12日、気温10度、路面温度12度のドライコンディションの中で始まった午前のセッションは、18名が出走。2戦連続の10位に進出した総合20位バレンティン・ペローネが38ラップを周回して1番時計を記録。2戦連続4勝目を挙げたポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは46ラップを周回して0.167秒差の2番手。

総合6位アルバロ・カルペ、総合2位アンヘル・ピケラス、総合22位ニコラ・カラーロがトップ5入り。2戦連続3度目の表彰台となる2位を獲得した総合3位ジョエル・ケルソは6番手。

気温13度、路面温度19度のウェットコンディションとなった午後のセッションは、9名が出走。総合17位スコット・オグデンが17ラップを周回して1番手に進出。

前日の決勝レースで今季2度目の転倒リタイアを喫した山中琉聖は、午前のセッションで35ラップを周回して8番手。午後は10ラップを周回して7番手。2戦連続の6位に進出した古里太陽は、午前のセッションで31ラップを周回して10番手だったが、午後は走行をキャンセルした。

RESULTS

 

次回のオフィシャルテスト

シーズン3度目、最後となるオフィシャルテストは、第12戦チェコGP終了後の7月21日と22日に、2020年以来の開催に向けて、現在路面の舗装工事を施工中のブルノ・サーキットこと、アウトモトドローム・ブルノで催行予定。

MotoGP™

プレミアクラスはシーズン5度目となるオフィシャルテストを第8戦アラゴンGP後の6月9日にモーターランド・アラゴンで開催。6度目、最後のオフィシャルテストを第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP後の9月15日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催予定。

 

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