ドルナスポーツは26日、イギリス国内のチャンピオンシップ、英国スーパーバイク選手権を運営するブリティッシュ・モータースポーツ・ビジョン・レーシング(MSVR)との間で、ブリティッシュ・タレント・カップに関して、20年から3年間、新たなフォーマットで大会を開催することで合意。初開催の18年から年間12レースを実施しているが、20年からは英国スーパーバイク選手権の『Moto3™クラス』として、8会場で20レースを開催することが決定した。
参加者の対象は、英国出身の12歳から17歳までのヤングライダー。使用するバイクは、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』と同じモデルのホンダ・NSF250R。
来季は、3月にスペイン国内でオフィシャルテストを実施した後、英国スーパーバイク選手権の開催地であるブランズ・ハッチGP、TT・サーキット・アッセン、オールトン・パーク・サーキット、スネッタートン・モーター・レーシング・サーキット、スラクストン・モータースポーツ・センター、ノックヒル・レーシング・サーキット、ドニントンパーク(ナショナルコースとグランプリコース)、シルバーストン(ナショナルコースとグランプリコース)で実施され、イギリスGPの際には併催大会として1レースが開催される。
ドルナスポーツは、引き続き、ライダーコーチを派遣。シーズンを通じて際立った活躍を見せた3人を選択し、1人は、『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』に参戦。2人は、レッドブル・ルーキーズ・カップの選考会に参加する。