クアルタラロ「シーズンが始まる前から何度も警告があった」

イタリアGPで失速した後、専門医と相談するために、バルセロナに直行して手術を決断。

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのファビオ・クアルタラロは、4日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で右前腕の上がり症状(筋区画症候群)を克服する目的で筋膜切開術の手術を受けた後、当サイトのインタビューに応え、手術を受けた理由を説明。

「シーズンが始まる前から何度も警告があり、カタール、オースティン、ルマンでも問題があったけど、それほど酷い状況ではなかった。ムジェロはフロントタイヤの空気圧に問題があったから、最初から無理しなければいけなかった。レース中盤から痛みが激しくなり、ポジションを落としてしまった。レース後、ミル医師に相談するために、バルセロナに行くことを決断。遅かれ早かれ、手術が必要だと診断してくれた。」

「これからバルセロナ、アッセン、ザクセンリンクとフィジカル面の要求が厳しいレースが続くことが分かっていたから、サマーブレイクを待たずに、手術を受けるには今が適した時期だと考えた。」

「来週にカタルーニャGPが控えているから、一日も早く、しっかり回復させなければいけない。お気に入りのサーキットだ。さらに強くなって戻ってくるために、エキストラなモチベーションがある」と、昨年ポールポジションからキャリア初優勝を挙げた来週末の第7戦カタルーニャGPに向けて、モチベーションが高いことを強調した。

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