第8戦TTアッセンのプレスカンファレンスは27日、TT・サーキット・アッセンのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位のマルク・マルケスをはじめ、総合3位のアレックス・リンス、総合4位のダニロ・ペトルッチ、総合6位のジャック・ミラー、総合7位のファビオ・クアルタラロ、中量級総合1位のアレックス・クリビーレが出席。前戦を振り返り、週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「まだ7戦が終わっただけ。12戦が残っていることは残念だけど、僕たちのパフォーマンスが嬉しい。全体的に上手く走れている。最善の手段で、異なる状況を上手くマネージメントしようとトライしている。モンメロでは幾つかのことを試し、グッドなテストだった。これから重要な2連戦を迎え、最高の形でサマーブレイクに入りたい。」
「昨年は幾つかの疑問を持って、このグランプリを迎えた。僕たちは通常少し苦しむけど、昨年は上手く走れた。ビックなグループとなり、ファンと僕にとってベストなレースだった。僕たちは勝ったけど、最も重要だったのは、ペースがあったこと。もう一度スペシャルなフィーリングを見つけられるようにトライしよう。」
アレックス・リンス
「前戦ではペトルッチを追いかけようとトライしたけど、難しかった。暑いコンディションが原因だったかもしれないけど、とても厳しかった。ドゥカティをパスすることは難しく、接近すると、まるで浮いているような状態になる。何とか転倒を回避して、ポイントを持ち帰った。これが重要だ。」
「ここは、スズキとヤマハにとってグッドなトラック。昨年は沢山のライダーたちによる大きなグループが形成された。今年も全力でトライしよう。高速コーナーでのオーバーテイクは楽しいけど、良い仕事をしよう。」
ダニロ・ペトルッチ
「アッセンはお気に入りのサーキットの1つ。昨年はベストではなかったけど、今の僕たちは好調だ。バルセロナでは、ヘレス、ルマン、ムジェロよりも少し苦戦したけど、重要な表彰台を獲得した。ビックなクラッシュから回避できたことは幸運だったけど、アレックス、ファビオとのレースを上手くマネージメントした。表彰台争いができると思う。」
ジャック・ミラー
「今シーズンはトップ5入りか0ポイント。今週末は、0ポイントで終わらずに、トップ5以内に進出できるようにトライしよう。バルセロナは悪い週末ではなかった。あまり好きなトラックではないけど、ドゥカティは上手く走る。何らかの理由では上手く走れなかったから、トップ5に位置できたときは嬉しかった。ダニロ、アレックス、ファビオと素晴らしいバトルをした。ミディアムタイヤを履いていたにも関わらず、グリップを失ってしまったけど、楽しかった。今週末も同じようできるかもしれない。」
ファビオ・クアルタラロ
「前腕は前戦よりも良い状態。ほぼ100%まで回復したことが嬉しい。カタールから沢山の経験を積んだ。本当に良いやり方でものごとが進んでいる。ここまでと同じやり方で仕事を進めよう。グッドな初日にして、公式予選2に進出し、グッドなリザルトを持ち帰ろう。」
アレックス・マルケス
「僕たちは好調だけど、まだ7戦が終わっただけだから、仕事を継続しなければいけない。ヘレスの後で小さな変更が見つかった。自分を信じると、全てが簡単になる。今週末の目標は、チャンピオンシップにとって最も重要となるポイントを稼ぐこと。」
「僕にできることは、トラックでの仕事。夢であるチャンピオンシップの制覇に向けてトライしている。将来のことは分からないけど、中量級に残る場合は、今所属するチームから参戦する。そのことは僕の中でハッキリしている。僕に適した人たちと一緒に良い仕事をしているけど、将来がどうなるか確かめよう。」