KTMがビンダー兄を最高峰クラスで起用

提携先のサテライトチーム、レッドブル・KTM・テック3から最高峰クラスに昇格。

KTM・モータースポーツは10日、中量級に起用するブラッド・ビンダーを来季20年に最高峰クラスで起用することを発表。提携先のサテライトチーム、レッドブル・KTM・テック3から参戦することが決定した。

23歳の南アフリカ人ライダー、ビンダーは、「この機会は信じられない。最高峰クラスに参戦に向けて助けてくれたKTM、レッドブル・KTM・テック3、パーソナルマネージャー、家族に感謝したい。最高の気分。夢の実現だ。ライダーとして成長しているとき、ベストバイクと共に世界のベストライダーたちが参戦する最高峰クラスに参戦することが目標となることから、今はクレイジーな気分だ」と、最高峰クラスの参戦決定を感激。

KTMのモータースポーツディレクター、ピット・バイラーは、「MotoGPプロジェクトのために、ブラッド・ビンダーとの間で契約を締結できたことは、感動的な瞬間です。既に5年間、我々と一緒に参戦したワールドチャンピオンの1人です。我々との間には、ストロングなコネクションとヒストリーがあり、それが続くことが本当に嬉しく思います。」

「この先にビックなチャレンジがあることは明白であり、我々は一緒に、この道を継続するための責任を感じています。ブラッドの特有なライディングスタイルがバイクとプロジェクトを最大限にプッシュさせてくれるでしょう。彼が我々にフィットすると手応えを感じ、我々のバイクを走らせ、アタックするところが観たいです」と、契約の理由と期待を説明。

レッドブル・KTM・テック3のチームマネージャー、エルベ・ポンチャラルは、「ブラッドをレッドブル・ルーキーズ・カップに参戦した当時から注目していました。来季ミゲール・オリベイラ&ブラッド・ビンダーのラインナップが再結成されることは、レッドブル・KTMの運営が機能していることを証明しています。ストロングなチームになるでしょう。」

「レッドブル、KTM、テック3は、このラインナップに疑いはありませんでした。我々はこのラインナップを望み、KTMの投資とレッドブルのサポートに感謝します。ブラッドを歓迎すると共に後半戦はさらに注目します。数戦に勝つことは間違いありません。もしかしたら、タイトル争いをするかもしれません。バレンシアのテストから一緒に働く準備を整えましょう」と、ビンダーの加入を歓迎した。

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