MotoGP™クラスプレビュー

後半戦開幕となるチェコGP。決勝レース翌日にシーズン中3度目となるオフィシャルテストが開催。

第10戦チェコGPは、65年に初開催、今年で27年連続50度目の開催を迎えるブルノ・サーキットこと、アウトモトドローム・ブルノで8月2日に初日、4日に決勝レースを開催。前戦ドイツGPで今季5勝目を挙げたポイントリーダーのマルク・マルケスが13年と17年の優勝を含め、昨年4年連続5度目の表彰台を獲得した当地で、ポイントアドバンテージの拡大を目指し、タイトル獲得に向けて7戦連続9度目のトップ2入りを狙う。

昨年ポール・トゥ・ウインを達成した総合2位アンドレア・ドビツィオーソ、開幕から9戦連続のトップ6入りを果たした総合3位ダニロ・ペトルッチ、2戦連続の転倒リタイアを喫した総合4位アレックス・リンスは、後半戦の緒戦で勢いを掴むリザルトを獲得し、ポイントリーダーとのギャップを詰めに行く。

2戦連続の表彰台獲得で総合5位に浮上したマーベリック・ビニャーレスは、第7戦カタルーニャGPで掴んだ好感触を維持し、表彰台、優勝に再度挑戦。総合5位から6位に後退したバレンティーノ・ロッシは、後半戦の緒戦で仕切り直しを図る。

インディペンデント勢の最高位でシーズンを折り返す総合7位ジャック・ミラーに、3ポイント差の総合8位ファビオ・クアルタラロと総合9位カル・クラッチローが挑戦。

サマーブレイクを利用して左足首の治療に専念した総合12位中上貴晶は、6ポイント差の総合10位ポル・エスパルガロ、2ポイント差の総合11位フランコ・モルビデッリに挑戦すれば、ホンダのテストライダー、ステファン・ブラドルは負傷欠場のホルヘ・ロレンソとして招集を受け、スズキのテストライダー、シルバン・ギュントーリは今季2度目のワイルドカード参戦。

決勝レース翌日の5日は、シーズン中3度目となるオフィシャルテストが当地で開催される。

50%割引で提供中の『ビデオパス』では、マルケス、ビニャーレス、ロッシ、クラッチロー、地元出身のカレル・アブラハム、来季最高峰クラス昇格が発表されたブラッド・ビンダーが出席する8月1日(木)のプレスカンファレンスから4日(日)の決勝レースまで、全セッションをノーカット完全生中継で配信。