最高峰クラスのオフィシャルテスト2日目、最終日は30日、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、初日総合1番手に進出したファビオ・クアルタラロが最後のタイムアタックで唯一1分32秒台を突破。非公式ながら、オールタイムラップレコード(1分31秒629)に接近する1分31秒639のトップタイムをマークして、シーズン中に開催された1度目(ヘレス・サーキット)と3度目(アウトモトドローム・ブルノ)のオフィシャルテストに続き、3度目の総合1番手に進出した。
12時前に気温が28度まで上昇したドライコンディションの中、初日総合2番手のフランコ・モルビデッリは、0.614秒差の総合3番手に進出すれば、ファクトリーチームの両雄、バレンティーノ・ロッシとマーベック・ビニャーレスは、スズキ車に似たダブルエクゾーストをテストして総合4番手と総合6番手に進出。
初日総合18番手のダニロ・ペトルッチは、0.476秒差の総合2番手に浮上すれば、初日総合11番手のジャック・ミラーは、1番手に進出した午前中のタイムで総合5番手。初日総合14番手のフランセスコ・バグナイアは、連続16ラップのロングランを実行して総合7番手。初日総合13番手のアンドレア・ドビツィオーソは、1.860秒差の総合17番手。
4台のバイクが準備された初日総合3番手のマルク・マルケスは、タイムアタックを実行せずに1.266秒差の総合10番手。初日総合19番手のカル・クラッチローもタイムアタックせずに総合20番手。
初日総合10番手の中上貴晶は、最後のタイムアタックで1.101秒差の総合8番手に入り、ホンダ勢の最高位に進出。
ホームグランプリに向けて準備を進めるアプリリア勢のアレイシ・エスパルガロは初日総合12番手から総合9番手、アンドレア・イアンノーネは初日総合17番手から総合14番手に浮上。
肺挫傷から復帰した初日総合9番手のジョンア・ミルは総合11番手。初日総合15番手のアレックス・リンスは、1.481秒差の総合13番手。
KTMは、テストライダーのダニ・ペドロサが総合16番手。ポル・エスパルガロは総合18番手だった。
初日に背中の痛みを訴えたホルヘ・ロレンソ、前戦で右肩を負傷したミゲール・オリベイラ、前戦の転倒で体調不良のカレル・アブアハムはテストをキャンセル。今季末で所属チームから離脱するヨハン・ザルコは初日だけの参加となった。
最高峰クラスは、次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに参戦するため、13日後の9月12日に再集結する。
Misano MotoGP Official Test Results