第14戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで9月20日に初日、21日に決勝レースを開催。前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで今季8度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのアレックス・マルケスは、3年前に2位表彰台、昨年4位に進出した当地でポイントアドバンテージの拡大を目指す。
最終ラップに逆転で2戦連続の優勝、今季3勝目を挙げた総合2位のアウグスト・フェルナンデェスは、総合1位に対して、26ポイント差まで接近。残り6戦、150ポイントのタイトル争いにおいて、ステップ・バイ・ステップでポイントギャップを詰めに行く。
総合3位のトーマス・ルティと総合4位のホルヘ・ナバーロは、総合1位とのギャップが35ポイント差から38ポイント差と42ポイント差に拡大。環太平洋遠征を前に、少しでもギャップを詰めたいところ。
タイトル争いから後退した総合5位のブラッド・ビンダー、総合6位のロレンソォ・バルダッサーリ、総合8位のルカ・マリーニ、新人王争いを繰り広げる総合9位のファビオ・ディ・ジャンアントニオと総合10位のエネア・バスティアニーニ、チームのホームグランプリとなる総合11位の長島哲太と総合12位のレミー・ガードナーは、来季を視野に残り6戦で優勝、表彰台を狙いに行く。
前戦の転倒が原因で右鎖骨を骨折した総合7位のマルセル・シュロッターと第12胸椎を骨折したマティア・パシーニは欠場。イェスコ・ラフィンとガブリエーレ・ルイウを代役として起用。ディマス・エッキー・プラタマの代役として、ゲリー・サリムを招集する。
チャンピオンシップ
ライダー部門
1. アレックス・マルケス: 197ポイント
2. アウグスト・フェルナンデェス: 171ポイント(-26ポイント)
2. トーマス・ルティ: 159ポイント(-38ポイント)
2. ホルヘ・ナバーロ: 155ポイント(-42ポイント)
コンストラクター部門
1. カレックス: 320ポイント
2. スピードアップ: 188ポイント(-132ポイント)
3. KTM: 145ポイント(-175ポイント)
チーム部門
1. フレックスボックス・HP・40: 314ポイント
2. ファイナボルト・インタクト・GP: 275ポイント(-39ポイント)
3. エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDS: 250ポイント(-64ポイント)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. ファビオ・ディ・ジャンアントニオ: 89ポイント
2. エネア・バスティアニーニ: 81ポイント(-8ポイント)
3. ホルヘ・マルティン: 30ポイント(-59ポイント)