ヤマハがザルコと来季に関して交渉

2年間テック3に所属してヤマハ車を駆けたヨハン・ザルコに対して、テストライダーとして起用したい意向を説明。

ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ディレクターのリン・ジャービスは、バレンティーノ・ロッシがプレスカンファレンスで言及したテストチームに関して、フリー走行1のセッション中に国際中継のインタビューに応え、ヨハン・ザルコの起用に関心があることを明かした。

「我々のテストチームは昨年スタートを切りましたが、少し遅れたと言わなければいけません。もしかしたら、ヨーロッパでテストチームを結成したのは、我々が最も遅かったかもしれませんが、来年はアップグレードを行い、できる限りベストなテストチームになるように、日本と欧州の間で、より多くの関与と協力を図っていきます。」

「我々はヨハン・ザルコと共にポジティブな経験がありますが、突然、彼の状況が一転したことには驚きました。潜在的に起用可能であり、我々にとって大変関心の高い存在になりました。」

「彼はスピードがあり、現役のライダーであることから、来年テストとして役割を果たしてくれるのであれば、大変、大変興味深いです。我々は彼と話し合い、提案しました。フライアウェイが終わる頃には、彼の起用に関して分かるでしょう」と、テストライダーとして起用に向けてオファーしたことを説明した。

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