マルケスの路面衝撃度は26G

エアバックが正常に作動。過去最高値を記録した06年バスの記録(29G)に次ぐ数値。

国際モーターサイクリズム連盟モータースポーツ製造者協会国際ロードレースチーム連盟ドルナスポーツは、チャンピオンシップに安全性を追求。競技規則を改正し、18年から全ての参加者に対して、エアバックが装着されたツナギの着用を義務付けすると、第15戦タイGPのフリー走行1でマルク・マルケスが7コーナーでハイサイドから路面に叩きつけられる転倒を喫したが、エアバックが正常に機能した。

同グランプリの決勝レースで優勝を挙げ、チャンピオンに輝いたマルケスにツナギを供給するアルパインスターズは、路面に接触する0.585秒前にエアバックが膨張したことを発表。路面に最初に叩きつけられたインパクト時の衝撃(衝撃度26.14G)を緩和させることに成功し、グラベル上でストップするまでの転倒総合時間は、4.81秒間だった。

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