ドルナスポーツは10日、リオ・モータースポーツとの間で、リオデジャネイロ近郊のデオドロで建設されている新設のサーキット、リオ・モーターパークで、『MotoGP™世界選手権』の開催することに関して合意したことを発表。当地での開催は、2026年までの5年間。
チャンピオンシップは、1987年に初めてブラジルGPを開催。ゴイアニア・サーキットで3年間開催された後、1992年にインテルラゴス、1995年から2004年まで(1998年を除く)アウトドローモ・ネルソン・ピケこと、ジャカレパグアで9年間開催。
新設サーキットのリオ・モーターパークは、2021年に完成予定。レイアウトは全長4.5キロ。7つの左コーナー、6つの右コーナーを数え、1ラップを最高峰クラスで1分38秒台と予想。
マルセロ・クリベラ(リオデジャネイロ市長)
「新設レーストラックの最初のレースとして、MotoGP™が決まったニュースは、我々の都市にとって画期的な前進です。デオドロのサーキット建設は、壮大なプロジェクトです。約7000人の雇用を生み出すとともに、リオが世界的なメジャーなスポーツ競技において主導的な役割を回復するために、並外れた投資をします。我々は多くのニーズを持つ西部地域の開発を進め、観光を促進します。」
JR.ペレイラ(リオ・モータースポーツ最高経営責任者)
「ドルナスポーツは、我々との全ての交渉において、大変忠実なパートナーでした。現在、リオデジャネイロ州環境庁の規制政策に従い、地域の環境影響調査を完了し、2年以上に渡って構築された契約を正式化することができました。MotoGP™をリオに復帰させるという夢を実現できたことにおいて、カルメロと彼のチームに感謝します。」
カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「MotoGP™が大変素晴らしい国であり、世界の真に象徴的な都市の1つであるリオデジャネイロに復帰することを発表できることになり、大変誇りに思います。ブラジルは二輪車、モーターサイクルレース、モータースポーツにおいて重要な市場であり、誇りを感じる歴史を持ち、2022年に復帰する際には、非常に重要な役割を果たすところを確認できるでしょう。大変エキサイティングです。」
ドルナスポーツは、18年6月15日にリオ・モータースポーツとの間で、2021年からリオデジャネイロ近郊に建設予定の新設サーキットでのブラジルGP開催、そして開催日程への復帰関して合意していた。