第16戦日本GPは、初開催の99年から今年で21年連続の開催地に指名されたツインリンクもてぎで10月18日に初日、20日に決勝レースを実施。
前戦タイGPで今季9勝目を挙げ、最高峰クラスで6度目、通算8度目のタイトル獲得に成功した19年王者マルク・マルケスは3冠を目指すため、総合2位に進出するチーム部門でドゥカティ・チームに挑戦することを宣言。16年と18年に優勝を挙げたホンダのホームトラックからの残り4戦で19ポイント差を詰めに行く。
ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビツィオーソは、3年連続となる総合2位の確保に向け、2年前に優勝したトラックでポイント差の拡大を目指す。
注目が高まってきた総合3位争い。5位進出で総合3位を維持したアレックス・リンスに今季6度目の表彰台獲得で総合5位から4ポイント差の4位に浮上したマーベリック・ビニャーレス、唯一全戦でポイントを連取する総合5位のダニロ・ペトルッチ、2戦連続8位でゴールした総合6位のバレンティーノ・ロッシ、今季3度目の2位を獲得した総合7位のファビオ・クアルタラロが挑戦。
新人王に王手をかけたクアルタラロは、インディペンデント部門でも総合1位に進出。ジャック・ミラーとカル・クラッチローが逆転を目指す。
カーボンスイングアームが投入された前戦で2戦連続の10位に進出した総合12位の中上貴晶は、ホームグランプリで第6戦イタリアGPのベストリザルト(5位)を上回る結果を追求する。
チャンピオンシップ
ライダー部門
1. マルク・マルケス: 325ポイント
2. アンドレア・ドビツィオーソ: 215ポイント(110ポイント差)
3. アレックス・リンス: 167ポイント(158ポイント差)
4. マーベリック・ビニャーレス: 163ポイント(162ポイント差)
5. ダニロ・ペトルッチ: 162ポイント(163ポイント差)
6. バレンティーノ・ロッシ: 145ポイント(180ポイント差)
コンストラクター部門
1. ホンダ: 331ポイント
2. ドゥカティ: 254ポイント(77ポイント差)
3. ヤマハ: 248ポイント(83ポイント差)
チーム部門
1. ドゥカティ・チーム: 377ポイント
2. レプソル・ホンダ: 358ポイント(19ポイント差)
3. モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP: 308ポイント(69ポイント差)
インディペンデント-ライダー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 143ポイント
2. ジャック・ミラー: 119ポイント(24ポイント差)
3. カル・クラッチロー: 102ポイント(41ポイント差)
インディペンデント-チーム部門
1. ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム: 233ポイント
2. LCR・ホンダ: 176ポイント(57ポイント差)
3. プラマック・レーシング: 153ポイント(80ポイント差)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 143ポイント
2. ジョアン・ミル: 58ポイント(85ポイント差)
3. フランセスコ・バグナイア: 34ポイント(109ポイント差)
BMW・M・アワーズ
1. マルク・マルケス: 317ポイント
2. ファビオ・クアルタラロ: 248ポイント(69ポイント差)
3. マーベック・ビニャーレス: 223ポイント(94ポイント差)