プレスカンファレンス~「大好きなトラック!」

シーズン16戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ドビツィオーソ、リンス、ビニャーレス、クアルタラロ、中上が共同会見に出席。

第16戦日本GPプレスカンファレンスは17日、ツインリンクもてぎのプレスカンファレンスルームで行われ、19年チャンピオンのマルク・マルケスをはじめ、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合3位のアレックス・リンス、総合4位のマーベリック・ビニャーレス、総合7位のファビオ・クアルタラロ、総合12位の中上貴晶が出席。前戦タイGPを振り返り、週末の抱負と期待を語った。

マルク・マルケス
「この3連戦に向けて準備を進めることを忘れなかった。とても良い感じ。リラックスしているけど、タイと同じメンタリティを維持している。優勝争いに向けてトライしよう。」

「昨年はドビとナイスなファイトをした。ラスト2ラップに転倒した彼にとっては不運だったけど、今年も速いだろう。彼が大変上手く走るトラックの1つであり、特にファビオにとってはお気に入りの1つ。彼はレベルとパフォーマンスを証明し、とても速く走っているけど、ビニャーレス、リンス、全てのライダーたちを忘れてはいけない。彼らはとても速く走るだろう。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「僕たちが強くなり、僕たちのバイクが大変良く機能することを期待する。ストップ・アンド・ゴーのトラックだけど、幾つかのコーナーに対してはコーナリングスピードが必要だ。ライバルたちと比較すれば苦しむだろう。シャーシが良いとき、250cc2ストークの走り方だと思う。ブレーキングは本当に良い。他社のバイクでも、この走り方を維持した。これがこのトラックに対するアプローチだ。」

アレックス・リンス
「グッドなシーズンファイナルにしよう。ドビ、ペトルッチ、マーベリックとファイトしている。ミサノとアラゴンでは少し難しかったけど、タイではトップ5。だいたい良かった。僕はもてぎに来る度に楽しんでいる。」

マーベリック・ビニャーレス
「フィーリングはとても良い。タイでは大きくプッシュできることを感じた。紙上では難しくなるだろう。このトラックは僕のライディングスタイルに合う。表彰台を争えない理由が何もない。」

ファビオ・クアルタラロ
「今年、ヤマハは幾つかのトラック、例えばオーストリアのようなトラックに対して適応しないと言われたけど、僕たちは表彰台を獲得したから、正直、ホンダのトラック、ヤマハのトラックと考えない。今週末に集中する必要がある。好きなトラック。可能な限りのベストリザルトを追求しよう。安定して速く走れるようにトライしよう。土曜は雨が予報されているから、明日ものすごく速くトラックを学習しなければいけないだろう。」

中上貴晶
「LCR・ホンダとの契約更新はポジティブだけど、ネガティブなのは怪我。あの転倒がこの肩の怪我を引き起こした。最後まで誰にも言いたくなかった。アラゴン前にルーチョ・チェッキネロとHRCに相談する必要があると考えた。レース毎にパフォーマンスが低下することを感じ、これは非常に難しい決断だった。」

「バレンシアまで走りたかったけど、本当に不可能だった。ここ数戦が完走することも難しかった。アラゴンでは状況を何とかコントロールしたけど、タイは厳しかった。手術が必要だと決断したけど、これは起こること。来季に向けてポジティブに集中しよう。」

24.99ユーロで提供中の『ビデオパス』では、第16戦日本GPのフリー走行1から決勝レースまで全セッションをノーカットの完全生中継配信。
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