決勝レース:19年王者マルケスがツインリンクもてぎで貫禄の10勝目

クアルタラロが2位で新人王獲得。ドビツィオーソ3位。中上16位完走。

第16戦日本GP決勝レース(周回数24ラップ)は20日、ツインリンクもてぎで行われ、ウォームアップ走行で週末3度目となる1番手に進出したポールポジションのマルク・マルケスが第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPから4連勝を達成。今季10勝目、最高峰クラスで54勝目、当地で2年連続5勝目、キャリア通算80勝目を挙げた。

気温21度、路面温度27度のドライコンディションの中、3番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.870秒差の2位。2戦連続の2位、6度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは1.325秒差の3位に入り、今季8度目の表彰台を獲得。

4番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは4位。5番グリッドのカル・クラッチローは、ゴールライン直前で逆転して5位。2番グリッドのフランコ・モルビデッリ、11番グリッドのアレックス・リンス、12番グリッドのジョアン・ミル、8番グリッドのダニロ・ペトルッチが続き、6番グリッドのジャック・ミラーがトップ10入り。

13番グリッドの中上貴晶は、37.482秒差の16位。

10番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、11番手走行中の20ラップ目1コーナーで今季6度目の転倒、4度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合2位ドビツィオーソと総合3位リンスのギャップが48ポイント差から55ポイント差に拡大。総合4位ビニャーレスは、ポイント差でリンスと並び、総合7位から6位に浮上したクアルタラロが新人王を獲得。ホンダはホームレースでコンストラクター部門のタイトル獲得に成功した。

次戦オーストラリアGPは、フィリップアイランド・サーキットで来週25日に初日、27日に決勝レースが開催される。

RESULTS

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