第18戦マレーシアGPは、セパン・インターナショナル・サーキットで11月1日に初日、3日に決勝レースを開催。前戦オーストラリアGPで8位に入り、8ポイントを加算したポイントリーダーのアレックス・マルケスは、昨年ポールポジションから7位に進出した当地で、キャリア2度目のタイトル獲得を目指す。
前戦で3位表彰台を獲得した総合2位のトーマス・ルティは、36ポイント差から28ポイント差に接近すれば、今季3勝目を挙げて総合3位に再浮上したブラッド・ビンダー、総合4位のホルヘ・ナバーロまでは、逆転の可能性があり、タイトル争いを最終戦まで持ち込むために優勝を狙う。
新人王争いは、ファビオ・ディ・ジャンアントニオとエネア・バスティアニーニの2人に絞られたように思われたが、軽量級王者のホルヘ・マルティンが2戦連続の表彰台獲得で、18ポイント差に接近。昨年優勝を挙げてタイトルを獲得した思い出のトラックで、さらにギャップを詰めに行く。
昨年当地でキャリア初優勝を挙げた総合6位のルカ・マリーニ、来季の最高峰クラス昇格が発表された総合12位のイケル・レクオナ、キャリアのベストシーズンとなっている総合14位の長島哲太、3連戦に入ってから中量級に適応した走りを見せ始めた総合22位のマルコ・ベツェッキらに注目が集まる。
チャンピオンシップ
ライダー部門
1. アレックス・マルケス: 242ポイント
2. トーマス・ルティ: 214ポイント(28ポイント差)
3. ブラッド・ビンダー: 209ポイント(33ポイント差)
4. ホルヘ・ナバーロ: 199ポイント(43ポイント差)
5. アウグスト・フェルナンデェス: 192ポイント(50ポイント差)
コンストラクター部門
1. カレックス: 402ポイント
2. スピードアップ: 232ポイント(170ポイント差)
3. KTM: 231ポイント(171ポイント差)
チーム部門
1. フレックスボックス・HP・40: 367ポイント
2. ファイナボルト・インタクト・GP: 344ポイント(23ポイント差)
3. エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDS: 301ポイント(66ポイント差)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. ファビオ・ディ・ジャンアントニオ: 101ポイント
2. エネア・バスティアニーニ: 95ポイント(6ポイント差)
3. ホルヘ・マルティン: 83ポイント(18ポイント差)