第18戦マレーシアGPは、99年から20年連続開催となるセパン・インターナショナル・サーキットで11月1日に初日、3日に決勝レースを実施。
前戦オーストラリアGPで今季11勝目を挙げた19年王者マルク・マルケスは、14年と18年に優勝を挙げた当地で、チーム部門のタイトル獲得に向け、1ポイント差に接近したドゥカティ・チームに挑戦。
07年以来12年ぶりとなるチーム部門のタイトル獲得を目指すドゥカティ・チームのアンドレア・ドビツィオーソは、3年連続の総合2位が決定。今週末は16年と17年に優勝を挙げたトラックで、今季3勝目を目指す。
注目の総合3位争いは、総合3位のアレックス・リンスが一歩抜け出すと、転倒リタイアを喫した7ポイント差の総合4位マーベリック・ビニャーレス、14ポイント差の総合5位ダニロ・ペトルッチ、20ポイント差の総合6位ファビオ・クアルタラロ、そして、30ポイント差に詰めた総合7位バレンティーノ・ロッシが追う。
総合6位のクアルタラロは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに続き、2つ目のタイトルとなるインディペンデントのライダー部門に挑戦。前戦で表彰台を獲得した総合8位のジャック・ミラーと総合9位のカル・クラッチローが残り2戦で逆転を狙う。
チャンピオンシップ
ライダー部門
1. マルク・マルケス: 375ポイント
2. アンドレア・ドビツィオーソ: 240ポイント(135ポイント差)
3. アレックス・リンス: 183ポイント(192ポイント差)
4. マーベリック・ビニャーレス: 176ポイント(199ポイント差)
5. ダニロ・ペトルッチ: 169ポイント(206ポイント差)
6. ファビオ・クアルタラロ: 163ポイント(216ポイント差)
7. バレンティーノ・ロッシ: 153ポイント(222ポイント差)
コンストラクター部門
1. ホンダ: 381ポイント
2. ドゥカティ: 286ポイント(95ポイント差)
3. ヤマハ: 276ポイント(105ポイント差)
チーム部門
1. ドゥカティ・チーム: 409ポイント
2. レプソル・ホンダ: 408ポイント(1ポイント差)
3. モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP: 329ポイント(80ポイント差)
インディペンデント-ライダー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 163ポイント
2. ジャック・ミラー: 141ポイント(22ポイント差)
3. カル・クラッチロー: 133ポイント(30ポイント差)
インディペンデント-チーム部門
1. ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム: 268ポイント
2. LCR・ホンダ: 210ポイント(58ポイント差)
3. プラマック・レーシング: 191ポイント(77ポイント差)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 163ポイント
2. ジョアン・ミル: 77ポイント(86ポイント差)
3. フランセスコ・バグナイア: 50ポイント(113ポイント差)
BMW・M・アワーズ
1. マルク・マルケス: 358ポイント
2. ファビオ・クアルタラロ: 284ポイント(74ポイント差)
3. マーベック・ビニャーレス: 261ポイント(97ポイント差)