イデミツ・アジア・タレント・カップ~西村がチャンピオン

シーズンのファイナルレースで総合2位の西村が12ポイント差の逆転に成功してタイトルを獲得。

イデミツ・アジア・タレント・カップは週末、セパン・インターナショナル・サーキットで『MotoGP™世界選手権』の併催大会として開催され、第1レースはキャンセル。第2レースは2番グリッドの西村硝(にしむらしょう/17歳)が2位でフィニッシュし、チャンピオンを獲得した。

決勝レースは、6番グリッドのアズマン・シャリフディン(マレーシア/17歳)が西村との優勝争いを制して初優勝。タイトル獲得に向けて12ポイント差の逆転を狙った西村は0.865秒差の2位。今季7度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドのアデナンタ・プタラ(インドネシア/15歳)は、5.863秒差の3位表彰台を獲得。

ポイントリーダーとしてファイナルレースにポールポジションから臨んだ松山拓磨(まつやまたくま/14歳)は、3番手走行中の1ラップ目に転倒リタイアを喫した。

3番グリッドの五十嵐翔希(いがらししょうき/17歳)と前戦日本大会に続き、ワイルドカード参戦した濱田寛太(はまだけんた)は、最終ラップに転倒リタイアした。

ポイントランキング
1. 西村硝: 177ポイント
2. 松山拓磨: 169ポイント(8ポイント差)
3. アフリザ・ムマンダル(インドネシア): 142ポイント(35ポイント差)
4. アデナンタ・プタラ(インドネシア): 123ポイント(54ポイント差)
5. タットチャコーン・ブアシリ(タイ): 118ポイント(59ポイント差)

歴代チャンピオン
2014年: 鳥羽海渡
2015年: 佐々木歩夢
2016年: ソムキアット・チャントラ(タイ)
2017年: デニス・オンジュ(トルコ)
2018年: ビル・ファン・エーデル(オーストラリア)
2019年: 西村硝(オーストラリア)