決勝レース:マルケスがチャンピオン、ビンダーが今季4勝目

ルティは3位表彰台。ビエルゲとナバーロがトップ5。長島8位、

第18戦マレーシアGP決勝レース(周回数18ラップ)は3日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのアレックス・マルケスが0.758秒差の2位でフィニッシュ。最終戦バレンシアGPを残して、19年シーズンのタイトルを獲得した。

気温33度、路面温度52度のドライコンディションの中、3番グリッドのブラッド・ビンダーは、ホールショットを決め、レースの主導権を握り、4ラップ目にはらんで3番手に後退したが、8ラップ目にトップの座を挽回。最後まで安定したラップを刻んで、前戦オーストラリアGPから2戦連続4度目の優勝を挙げれば、5番グリッドのトーマス・ルティは、2.683秒差の3位に入り、第16戦日本GPから3戦連続7度目の表彰台を獲得。

4番グリッドのチャビ・ビエルゲは、今季の最高位となる4位。12番グリッドのイケル・レクオナは5位。22番グリッドのロレンソオ・バルダッサーリは6位。

2番グリッドの長島哲太は、序盤3番手を周回していたが、10.180秒差の8位。8番グリッドのマルセル・シュレッター、ウォームアップ走行で1番手に進出した10番グリッドのルカ・マリーニがトップ10入り。17番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは11位。

チャンピオンシップは、総合1位のマルケスと総合3位から2位に浮上したビンダーとのギャップが28ポイント差となったことから、タイトル争いに終止符が打たれた。

RESULTS

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