本田技研は5日、イタリア・ミラノで開催中のモーターサイクルショー、『EICMA2019(ミラノショー)』で2020年二輪モータースポーツ活動計画として、世界選手権の参戦体制を発表した。
1959年の初参戦から60周年にあたる節目のシーズンに最高峰クラスのライダー部門とコンストラクター部門を制覇したレプソル・ホンダは、マルク・マルケスとホルヘ・ロレンソの体制を継続。
サテライトチームのLCR・ホンダ・カストロールはカル・クラッチロー、LCR・ホンダ・イデミツは中上貴晶を継続起用。
中量級に参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、ソムキャット・チャントラの継続起用とアンディ・ファリド・イズディハールの初起用を発表。軽量級のホンダ・チーム・アジアは、10月4日に発表した小椋藍と國井勇輝を起用する。
新たに2020年からは、『スーパーバイク世界選手権』にワークスチームを投入。アルバロ・バウティスタとレオン・ハスラムの2名体制で、新型「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」をベースとしたバイクで参戦。元全日本王者の高橋巧がサテライトチームのMIE・レーシング・チームから参戦することも発表された。
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