最高峰クラスのシェイクダウンテスト3日目、最終日は4日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ヤマハにテストライダーとして復帰したホルヘ・ロレンソが中須賀克行、野左根航汰と共に20年型のプロトタイプマシン、YZR‐M1をテスト。ライディングポジションとエルゴノミクスを調整しながらショートランを繰り返して、46ラップを周回した。
初日と2日目に1番時計を刻んだKTMのダニ・ペドロサは、ミカ・カリオと役割を交換するようにライダーたちのサポートを務めれば、ポル・エスパルガロが非公式ながら1分59秒444の最速時計を記録。
アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、テストライダーのブラッドリー・スミスがシェイクダウンさせ、挙動を確認した20年型RS‐GPを初試乗。1分59秒台に進出すれば、テストライダーとして招集されたロレンソォ・サバドーリは、3日間連続して19年型をテスト。
ドゥカティのミケーレ・ピロ、HRCのステファン・ブラドル、スズキのシルバン・ギュントーリもテストプログラムを継続。
シェイクダウンテストに参加したライダーたちは、当地に延滞。7日から始まるオフィシャルテストに参加する。
非公式ラップタイム3日目
1. ポル・エスパルガロ:1分59秒444(32ラップ)
2. アレイシ・エスパルガロ:1分59秒622(47ラップ)
3. ミゲール・オリベイラ:1分59秒748(32ラップ)
4. ミケーレ・ピロ:1分59秒922(72ラップ)
5. ブラッド・ビンダー:2分00秒099(34ラップ)
6. ステファン・ブラドル:2分00秒441(55ラップ)
7. ミカ・カリオ:2分00秒472(68ラップ)
8. ホルヘ・ロレンソ:2分00秒506(46ラップ)
9. シルバン・ギュントーリ:2分00秒655(64ラップ)
10. イケル・レクオナ:2分01秒659(25ラップ)
11. ロレンソォ・サバドーリ:2分02秒795(55ラップ)
オールタイムラップレコード:1分58秒3030(19年/ファビオ・クアルタラロ)
ベストレースラップ:1分59秒661(19年/バレンティーノ・ロッシ)
テストベストラップ:1分58秒239(19年/ダニロ・ペトルッチ)