ヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは6日、7日から始まるオフィシャルテストの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットでチーム発表会を開催。ヤマハから8年連続15年目を迎えるバレンティーノ・ロッシとヤマハから4年目を迎えるマーベリック・ビニャーレスが20年型のプロトタイプマシン、YZR‐M1のカラーリングを初公開した。
1月29日に今季半ばに将来の去就に関して決断することを発表した40歳のイタリア人ライダー、ロッシは、「何らかの理由で、冬は夏よりも長く感じられるけど、トラックに戻り、もう一度走れることが嬉しい。休暇中にリラックスすることができ、数度のライディングイベントを楽しむこともできたけど、気を引き締めるときが来た。」
「セパンでのテスト中に、どれぐらい前進できるのかとても興味深い。ヤマハがトライするために幾つか新しいことを準備してくれたし、毎年のことだけど、ウインターブレイクの後での最初の数ラップはいつも唯一の感覚があり、本当に楽しい。やるべき仕事が沢山あることは確かだけど、チームと僕は準備ができている」と、通算25年目に向けて抱負を語った。
1月28日に22年末までの参戦に関して契約を更新した25歳のスペイン人ライダー、ビニャーレスは、「昨シーズン終盤は好調だったから、タイトル獲得と可能な限り多くの勝利という目標に向けて仕事を始められることにワクワクしている。早く、もう一度M1を乗りたい。」
「最後にマレーシアでM1を走らせたとき、僕たちは勝った。ポジティブな思い出があり、セットアップに関しては、ストロングなポイントから始められるという意味で、テスト初日から直ぐに仕事に取り掛からなければいけない。」
「この冬の数か月間を本当に上手く有効に利用して、身体面と精神面を最高の状態に持っていくために、多くのフィジカルトレーニングとライディングに取り組んだ。懸命に仕事n取り組み、スタートから目標に向けて集中する必要がある。それを正確に実行しよう」と意気込みを語った。
モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは、第19戦マレーシアGPの開催地で今年最初のオフィシャルテストに参加。1か月後に迫った開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。
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