モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、オフィシャルテスト2日目に15度のコースインで60ラップを周回。トップタイムから0.544秒差の10番手だったが、ヤマハ発動機から投入されたファクトリースペックのテストが順調に進んでいることを説明。
「2日目の評価はポジティブ。初日より良い。最終的な順位は10番手。際立ったポジションではないけど、新車の仕事だけに集中している。そのことが嬉しいし、沢山のことを改善することができたから、ポジティブな1日になった。」
「まだ全てのポテンシャルを引き出し切れていないと考えるけど、中古タイヤを履いたときのペースは良かった。すごく速い。ストレートでのスピードに関して、僕たちは一歩前進したけど、他車も一歩前進したから、だいだい同じような状況だ。」
「加速とブレーキングでのグリップを追求して、2つ、3つほど、良いことが見つかった。良い1日となったけど、コンマ5秒差だから、仕事を続けなければいけない。」
テストライダーとしてヤマハに復帰したホルヘ・ロレンソのアドバイスに関して、「ここ数日間、ホルヘと一緒に仕事をして、沢山のことを話した。彼は絶好調だね。とてもフレンドリーで落ち着いている。引退したら、性格がすごく良くなったようだ。僕もそうなりたい(笑)」
「冗談は置いといて。彼との話しは良い。常に興味深いコメントがあり、そのことは以前から知っていたけど、ここに僕たちと一緒にいることが重要。走行ラインなど幾つかのことを伝えてくれたけど、彼がユニフォーム姿で、僕はツナギを着ていたのは、なんだか奇妙な感じがした。」
「トラック上でダニを見たけど、すごく速かった。『なんであんなに速いんだ!』と思わず言ってしまった。KTMは良くなったようだ。最終的に3番手。」
「ホルヘとダニが一緒に走ればいいのに。彼らが走る姿を見ることができれば、それはナイスだね。ホルヘは厳しい時期を過ごしたけど、ヤマハに戻って来て若返ったようだ。ダニはレースやイベントの重圧があまり好きじゃないようだけど、走るの好きだから。2人とも僕より若いから、復帰できるだろう」と、ライバルだった2人に関して楽しそうに話した。