軽量級のオフィシャルテストは19日、第5戦スペインGPの舞台、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでスタート。初日は最終戦バレンシアGPで初優勝を挙げた16歳のスペイン人ライダー、セルジオ・ガルシアが昨年樹立されたベストレースラップ(1分46秒365)とオールタイムラップレコード(1分45秒745)を非公式ながら大きく更新する1分45秒485を記録。先週当地で実施したプライベートテストの成果を発揮し、好発進を決めた。
ドライコンディションの中、当地で2日間のプライベートテストを実施したジョン・マックフィーと小椋藍、2週間前にバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで2日間のプライベートテストを実施したニッコロ・アントネッリが続き、参戦6年目を迎える鈴木竜生は当地でのプライベートテストで総合1番手に進出したガブリエル・ロドリゴに続き初日総合6番手。
ホンダからKTMに乗り換えた佐々木歩夢と鳥羽海渡は、20番手と23番手。新人の山中琉聖と國井勇輝は、18番手と25番手だった。
鳥羽とアルベルト・アレナスは転倒を記録すれば、プステル・GPは年齢制限により第6戦フランスGPでデビューを予定するバリー・バルトゥスが3週間前のトレーニングアクシデントが原因で右肩を骨折したことから、開幕戦カタールGPから5戦に起用する予定のダーク・ガイガーを招集した。
オフィシャルテストは、21日まで当地で開催。
『VideoPass』では、2月19日からヘレス・サーキット、2月28日からロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストの動画を配信。