オフィシャルテスト~最多参戦を誇る最年長ルティが総合1番手

ドライコンディションの中、ベツェッキ、ブレガ、長島、カネトが総合トップ5入り。

中量級オフィシャルテスト3日目、最終日は21日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、2日間で総合5番手に進出していたトーマス・ルティが2度目のセッションとなったセッション8で昨年樹立されたベストレースラップ(1分41秒539)とオールタイムラップレコード(1分41秒182)を非公式ながら大きく上回る1分40秒326の最速度計を刻み、今年最初のオフィシャルテストで総合1番手に進出した。

2日目に総合1番手に浮上したマルコ・ベツェッキは、1.134秒差の18番手に後退したが、2日目のタイムで0.122秒差の総合2番手。

1日目16番手、2日目14番手だったニコロ・ブレガは、最初のセッションとなったセッション7で1番手に進出し、0.335秒差の総合3番手に浮上。

1日目6番手、2日目9番手の長島哲太は、3日目3番手、トップタイムから0.344秒差の総合4番手に進出。アロン・カネト、チャビ・ビエルゲ、ホルヘ・ナバーロ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、レミー・ガードナー、ホルヘ・マルティンがトップ10入り。

負傷欠場のサム・ロウズを除く参加29人中、トップ19が1秒以内に接近。トップ15がオールタイムラップレコード、トップ20がベストレースラップを非公式ながら上回った。

転倒は、エドガル・ポンス、ジョー・ロバーツ、ステファノ・マンツィの3人。

今年最初のオフィシャルテストを終了した中量級15チームは、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットに6日後の27日に再集結。28日から3日間のオフィシャルテストを実施する。

オフィシャルテストリザルト

VideoPass』では、2月19日からヘレス・サーキット、2月28日からロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストの動画を配信。