オフィシャルテスト~ビニャーレスが3度目の総合1番手

ヤマハ勢がトップ3を独占した中、6メーカーがコンマ5秒差、トップ18が1秒差に接近。

最高峰クラスオフィシャルテスト3日目、最終日は24日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、2日目3番手のマーベリック・ビニャーレスがベストレースラップ(1分54秒927)と2年前の18年に記録されたテストベストラップ(1分54秒029)を上回り、オールタイムラップレコード(1分53秒380)に接近する1分53秒858の最速度計を記録。最多の84ラップを周回して、昨年11月のバレンシア(オフィシャルテスト)、ヘレス(プライベートテスト)に続き、プレシーズンで3度目となる総合1番手に進出した。

2日目4番手のフランコ・モルビデッリは、0.033秒差の2番手。18時15分からは連続20ラップのレースシミュレーションを実行すれば、2日目1番手のファビオ・クアルタラロは、技術問題が発生したが、0.219秒差の4番手。18時49分から連続21ラップのレースシミュレーションを敢行した。

2日目9番手のバレンティーノ・ロッシは、0.474秒差の12番手。2コーナーで転倒を喫した後に連続11ラップのロングランを行った。

2日目2番手のアレックス・リンスは、連続11ラップのロングランを実行した後、タイムアタックで0.210秒差の3番手に進出。2日目7番手のジョアン・ミルは、0.271秒差の6番手。

1日目と2日目に転倒を喫して15番手だったジャック・ミラーは、0.247秒差の5番手。連続9ラップと10ラップのロングラップにも取り組んでドゥカティ勢の最高位に浮上すれば、2日目8番手のアンドレア・ドビツィオーソは0.454秒差の10番手。2日目5番手のフランチェスコ・バグナイアは、連続19ラップのレースシミュレーションにトライして11番手。2日目16番手のティト・ラバットは15番手。2日目12番手のダニロ・ペトルッチは16番手。2日目6番手のヨハン・ザルコは17番手。

2日目14番手のマルク・マルケスは、2台の20年型に加え、比較テストを目的に中上貴晶が使用する1台の19年型が準備され、61ラップを周回。0.291秒差の7番手まで挽回すれば、2日目10番手の中上は、0.381秒差の8番手。2日目21番手のカル・クラッチローは18番手。2日目19番手のアレックス・マルケスは21番手。

KTM勢は、2日目20番手のブラッド・ビンダーが0.425秒差の9番手に浮上。初めてのロングラン(連続13ラップ)にもトライすれば、2日目13番手のポル・エスパルガロは2コーナーで転倒を喫して14番手。2日目17番手のミゲール・オリベイラは19番手。2日目18番手のイケル・レクオナは15コーナーで転倒を喫して20番手。

2日目11番手のアレイシ・エスパルガロは、0.574秒差の13番手。連続13ラップを実行すれば、2日目22番手のブラッドリー・スミスは22番手だった。

最高峰クラスに参戦する11チームは、開幕戦カタールGPに参戦するために10日後の2月5日に再集結する。

オフィシャルテストリザルト

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